花のような君
空を飛んでいる鳥を見て、 綺麗に笑う君。 それを見て、 つられて笑う僕。 こんなふうに、 ずっと一緒に、 笑っていられるかな? 君は僕から見たら、 手の届かない 高いところに咲いている、 とても綺麗な花。 けど、 僕は 普通に咲いている、 ただの花。 そんな僕は君と一緒にいて いいのかな? きっと君に このことを言ったら、 笑いながら、 「ただの花でもいいじゃん。それに、私が側にいたいからいるんだよ。」 っていうだろ? だから、 僕は 君と、 分かれるときがくるまで、 側で笑っていよう。