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第七話 切花

?「切花に決まってんじゃん」


「…はい?」


?「いやだから切花だって」


「watashinoimouto?(私の妹?)」


?「yes yes(いえすいえす)


(なんで切花のこと知って…え?まさかこいつが攫った張本人?)


「お前が私の妹を攫ったのか?」


?「うーん…ちょっと違うけどまぁそうなるかな」


「…」


?「えなんで無言?ってなんでナイフ持ってんの?」


鈴はその吸血鬼にナイフを思いっきり振るった。吸血鬼はそれを避け‥なかった。


?「痛あああああああああい。ちょっと何してくれてんの急にナイフなんか振るってきて殺す気なの!?」


「はいそうですが?」


(よしうまくいった!って…)


ナイフは吸血鬼の胸元に深く刺さった。刺さったはず…なのに吸血鬼はぴんぴんしている。


(明らかに急所を刺したはずなのに…)


?「あー私心臓刺されても死なないから」


「!?」


?「はははwそんな驚かんくても…いやてかまずなんでナイフ刺してきた!?」


「それはお前が…」


(私の妹を攫ったから…)


?「まあとりあえず、大人しく攫われる気がないなら」


ドンッ


?「ちょっと眠っててもらうよ」


鈴の意識はどんどん遠くなっていった。


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