衝撃の真実
ミサトは、昨日一日、全くねむれなかった。
まさか、自分の姉の由美と忠志がホテルに入って行くとは。
ミサトは衝撃に打ちひしがれながらもあることを思い出していた。
そういえば、忠志は、ずいぶん前から、日記をつけていると言っていた、ミサトが忠志の部屋に遊びに行った時、教えてもらった。
その時、見せてとミサトは言ったが、忠志は、昔の彼女の事とかも書いているから、駄目だと言って、見せてくれなかった。
正直、その時は昔の彼女の事なんか日記を見て思い出すのかと思うとミサトは嫌な気持ちになった。自分だけを見て欲しかった。
だが今は、そんなことも言ってられなあ、せめて、私が忠志にとって、二番目以降の女に過ぎない中、由美をどう思ってるのか。せめて私とは真剣な付き合いで合って欲しい。そんな一縷の望みを託して、ミサトは以前貰った忠志の部屋の合鍵持って忠志の部屋に勝手に入ることにした。
幸い、今日は平日だ、学校は休もう。大丈夫わたしは忠志から合鍵を貰っているんだから。
ミサトは、そう必死に取り繕う自分の心が悲しかった。
忠志の住むアパートは、ミサトの通う大学の近くにある。
ミサト一人で、忠志の部屋に入るのは初めてだった
。
忠志の住むアパートは、2階建ての2階にある、広さは1LDKだ。
忠志の部屋に入ると、綺麗に片付けられたリビングに棚があり、そこにに棚があり、そこに日記がある。
年代別に書かれた日記がならべられていた。
日記には、全て表紙に十年以上前から、年代別に、
付けられており、年代別に、整理されていてミサトが探してた最新の日記はすぐに見つかった。
緊張で手が震えるのを抑えつつ、日記を開いた。
日記は短く、その日起きたことが書かれていた。
ミサトは由美と忠志がホテルに入った日のページを見つけた。 そこには、西村由美とあった。ミサトには悪いが、西村由美への気持ちを忘れることができない。
ミサトは後ろからバットで殴られたような衝撃を受
けた、ある程度はよそくしていたことだが忠志の心は
由美にあるのだ。しかも昔から、せめて本命だったら
と言う期待も吹っ飛んだ。ミサトは、日記を戻すと、
忠志の部屋を出た。その後どうやって家に帰ったか、
自分でもよく分からなかった。