6話 リゾート地ラプラス
ララン
「あぁ来ちゃった来ちゃったよ」
レーラ
「まだ言ってるの
仕方ないじゃん レンとルノアが私のせいで捕まったんだ
助けないとね」
友達を救うために
リゾート地ラプラスに入る
ラプラスは周りを檻で囲んでいる
その檻の周りでは移動出来る箇所がある
囚人以外はこの移動出来る箇所で回っていき別のリゾート地へと移動する
いわば休憩エリアと同じようなものだ
レーラ
「おーい!」
尋問官
「ん?なんだお前ら?」
尋問官がラプラスの檻を開けた
そしてレーラはいきなり手を尋問官の肩と腹に手を触れた
すると
尋問官
「お、俺の肩が…内臓が…うわあああ!」
尋問官は肩が裂けて腹が内臓を抉られていた
尋問官
「こ…こいつ…!レーラじゃないか?
殺戮野郎のレーラだ!」
残った尋問官が銃を撃ちまくるものの
レーラは尋問官を盾替わりにして走り向かう
レーラ
「1つ目2つ目3つ目4つ目5つ目」
レーラは端的にボディタッチをこなす
ボディタッチするだけで剣武装が起動する
自動的に相手を殺戮するだけの行い
レーラ
「私はこれでろくに友達作れなかったなぁ
どうしてくれるの?私を何で武装者にしたの?」
レーラにほのかに記憶がうっすら蘇っていた
それはこのラプラスでの生活していた記憶を消したかったからだ
レーラ
「私にとってここはいわば黒歴史みたいな所
レンとルノアが友達だからね 仕方なく来てるんだ」
尋問官が持っていた鍵を取る
取る時にも腰を殺戮する
レーラ
「自動的に発動するから
私は普通の生活が出来ない
私は友達を救う事と守り人になってみたいと思った」
守り人になれば安泰ではあるし
自動的な殺戮と合わせて守り人が一番自分にとって良い光景だと思ったからだ
~ラプラス内部~
レーラ
「尋問官 私達の事弱く見過ぎ」
レーラはそのまま相手の懐に入った
そして肩に手を触れた
尋問官
「お、俺の肩が…うわああああああ!!」
片方の肩が木端微塵に切り刻まれる
レーラ
「ほーら、だから言ったじゃん
弱くないんだよもう」
弱かったからずっと尋問官は脆弱な囚人だと思っていた
ララン
「私の微塵霧で尋問官の内臓でも食べ物にしちゃう?」
レーラ
「ええええ!なんかまずそうだしいいよ」
レーラは微塵霧での内蔵料理を食べたが
レーラ
「生でまずいやっぱ」
だそうだ
レーラはボディタッチしてから
尋問官にレンとルノアがどこにいるかを聞いて回っていた
レンとルノアはリフレッシュルームへと移動している事を聞いた
レーラ
「リフレッシュルームね…リフレッシュされたことは無かった」