3話 レンとルノア
レーラ
「ナイスボディな友達はどこにいるの?」
レン
「これ!」
レーラ
「え?こんなちっこい生物が友達なの?」
フィギュアの女を見て思った
しかしフィギュアは生きていた
フィギュア
「ひどいよおお!私だって生きてるんだから!」
フィギュアはレーラをビンタした
フィギュアのサイズからして全く無意味な威力だと考えられたが
レーラ
「いた!このフィギュア怪力女だ」
実際、フィギュアは怪力を要している訳では無かった
ビンタされた衝撃は静電気だ
フィギュアは自動発動の静電気武装をしていた
フィギュア
「私はフィギュアでも怪力女でもなくて、ルノアって名前があるからね」
レーラ
「ルノアって友達なの?」
ルノアはレンを見つめた
ルノア
「うん 友達」
レーラ
「そうなんだ じゃあ友達持つね」
レーラはルノアを持った
しかし静電気が自動発動で永劫的に繰り出されるので
電気コードからずっと電気を食らってるようなものだった
レーラは持つのを止めた
レーラ
「友達って持てないんだ」
ルノア
「友達は持つ事が出来るよ 多分、言葉の意味間違ってると思うのだけど」
友達の意味をルノアから聞いた
レーラ
「え?友達ってそういう意味だったの
なぁんだ、じゃあ私も持ってるよ ラランって子」
ラランとの話をした
ルノア
「じゃあレンと同じなんだね
レンも私も他のリゾート地から来たからね」
レーラ
「どうして?リゾート地って他に沢山あるらしいし
ここはそんなに特殊っぽい感じしないけど」
このリゾート地は平凡そのものだった
真新しいものが無い
ルノア
「確かに何も無いね
けどもそこが住みやすいって住んでる人が多いよ」
永住という選択はこの世界に存在しない
リゾート地へと移動しながら住むのがデフォルトだ
レーラ
「ルノアとレンはいつまでここにいるの?」
レン
「もうすぐ旅立とうと思う
そんな時にレーラみたいな素直な子に会えて良かった」
レンはレーラにキスをした
レーラ
「ど、どうも」
レーラは変な感覚を持った
~リゾート地~
リゾート地をレーラは見て回った
どれも新鮮で見ていて飽きない
ララン
「レーラ このリゾート地から早く出るわよ」
レーラ
「あれ?ララン来ないんじゃなかったの?」
ラランは微塵霧で酸素をクレープ状にして渡す
レーラはコインを持っていなかったのでクレープが食えなかったので喜んで食う
その隙にラランはレーラを連れていく