コウジ、進化する
説明下手ですみません。
「二度とポーションなんて飲まない。飲むたびに気絶なんてしてられないしな。
空を見た限りだと......一日たってるな。」
とにかく、今日もまずガチャ回して
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スキル【情報屋】があたりました。
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【情報屋】・・・代価を支払うことでこの世のすべての情報を知ることができる。知りたい情報を知っている人が多いと代価は少なく、少ないと莫大な代価が必要。 代価、使用者のアイテム、スキル、使用者の一部。金寄越せ。
お、今回のはあたりっぽい。代価がどれぐらい必要なのかわからないが、この世界のことを何も知らない俺にとっては、今一番必要なものかもしれん。
試しに使ってみたいが、何か知りたいことあったか?・・・・・・・・・・・・うん、特にないな
ということで、今日も張り切っていきましょう!とりあえずLv10目指して、ウルフに苦戦しないように頑張ろう。
辛うじて数匹のウルフを倒した後…
「そういえば、俺、一昨日からなにも食べてないな、そう考えるとこの体すっごく便利な気がするぞ、やっぱり魔物ってスゲーな。」と、言っても睡眠は必要なんだがな。
にしても、やっぱりウルフには、苦戦するな。もう少し剣の切れ味がよかったらいいんだがこればっかりはさすがにどうにもならないからな。あきらめるしかないのだが。
朝から少しは休憩をはさんではいるがほとんどずっと魔物と闘ってるのにいまだに10にならん。
こう、経験値が大量に手に入るような魔物いないかなー。
などと呑気に考えているコウジだが、
刹那、何かが目の前を横切った。
「ん?んん!?今のはなんだ早すぎて見えなかったぞ?」
何かが通った後を見ようとしたとき、おなかに激痛が走った。
「ぐへっ!」
コウジはウルフとの戦いのおかげか攻撃されたら、せめて一撃を入れ返してやるという、カウンターを反射的にするようになっていて、そのカウンターで相手を捕まえることができた。
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名前 []
種族 シュンラビット
Lv 15
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俺は、なんでこんなもの捕まえられたんだ?やっぱり魔物になれたおかげか?さすがに人間のままじゃ捕まえられる気しないしな。
幸いシュンラビットはスピードだけでパワーはなく、余裕をもってシュンラビットを仕留める事が出来た
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レベルが一定に達しましたので進化を開始します
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その声が響くと同時にに俺はまたもや意識を失った
が、お目覚めは早かったようだ。その証拠に太陽が先程からほとんど動いていない。
時間より今の俺のステータスのほうが大事だよな。
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名前 コウジ
種族 悪魔
デビル
Lv 1
HP 100/100
MP 120/120
ATK 85
DEF 66
AGL 70
INT 96
MND 80
DEX 0
LUK 10
「スキル」
【空間魔法lv1】【闇魔法lv2】【鑑定】【武器適正(全)lv1】
ユニークスキル
【記憶保存】【言語理解】【ガチャ】【情報屋】
種族スキル
【暗視】new【悪の心】new
「称号」
スライムキラー
「持ち物」
スライムの核×55
ウルフの牙×23
シュンラビットの耳×1
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なんだろ、これは強くなりすぎじゃね?前回の最初なんて1ケタだよ?それがなぜか10倍されて、すごいことになってるね!成長するのむっちゃ楽しいな…!これぞ異世界!もっとlv上げ頑張って目指せ魔物の頂点…即ち魔王!!
どれくらい強くなったのか、ということでスライムさんでお試ししてみよう。
ここに、一匹のスライムがいます。このスライムに『ダークボール』を撃ちます。するとどうでしょう。前まで飛び散っていたものが飛び散らず、跡形もなく消え去っています………………
「なにこれ…??こんなに強くなっていいの?と、とりあえず落ち着こう。ステータスの数値が目に入ってそっちばかりを気にしていたが、そういえばスキルも増えてたな。種族スキル?とにかく確認だ」
【暗視】・・・暗いところが昼間のように見える。やったね!!
【悪の心】・・・自分に対しての悪意や敵意を抱いているか分かる。やったね!!
うん、なんかすごいね。でもこれって種族スキルだろうから、悪魔なら誰でも持ってるんだろうな~
あ、こういう時に【情報屋】をつかえばいいのか!
「【情報屋】種族スキルについて知りたい。」
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対価にスライムの核×50を使います。
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これって、勝手にもっていかれるのか.......。よかったぁぁぁぁ!!!これで、心臓とか持っていかれてたらシャレにならんぞ。何を言っても意味がないのだが、とにかく情報、情報っと
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種族スキルとは、その名の通りその種族だけが持っているスキルである。ただし、例外があり種族スキルは基本1つだ。スライムならスライムの種族スキルがありポイズンスライムならポイズンスライムの種族スキルがある。しかし稀に2つの種族スキルを持っているものがおり、その数は種族に対して1割にも満たない。
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なるほど、つまりは俺がおかしいってことだな!よく分かった。
これからはどんどんおかしくなれるように頑張ろう!