真逆の二人
綾「冬だぁぁぁぁ! って暑いわぁぁぁぁ!」
依美「いきなりうるさいわね。あんた」
傑「あ、いい忘れてたけど前書きはあのラブコメ設定無くて普通の会話だからよろしく」
依美「今ごろかよ!もう二話くらいたってるわよ!」
綾「最近の気温おかしくないですか?めっちゃ暑いんですけど」
傑「あぁ。綾確か北海道うまれだっけ」
依美、綾「えぇぇぇぇ! そうなの!?」
依美「いやなんで綾まで驚いてんのよ!」
綾「私も初耳ですよ! なんでそんな設定にしてるんですか!」
傑「死亡フラグだよ察しろ」
依美「フラグじゃなくて伏線でしょそれ!」
綾「本編始まりまーす♪」
依美「話そらすなー!」
※気温の変化が激しいので風邪引かないようにしましょう♪
依美「デートってなにいってんのよあんた。」
傑「そーだよ綾。気持ちは嬉しいけど二人とも僕のこと好きじゃないじゃん」
綾「私が遊びたいだけです! ということでお金はよろしくね依美さん!」
依美「丸投げしやがったぞこいつ!」
依美さんは動揺している
まさか相手からデートのチャンスを作ってくれるのだ
無理はない。私は任せろという意味を込めて
ウインクをした。
依美さんは大丈夫かな・・・・という顔をしている
こうして私にとっては意味の無いデートが始まった
え、えっと。傑です。
デートがあるということで、今依美を待ってる状況です
綾は後でいいと言ってたから多分逃げるんだろうなと思った
アクビをしていると服の袖をつかまれた。
「おうやっときたんだね・・・・」
途中からどんどん声が小さくなる僕
だって。依美が来てる服は
絶対こいつが買わないやつで
めっちゃかわいいからだ
「その服どうしたの?」
「綾がこれ着て! って言われて無理矢理よ」
サイズが合ってないのか
ちょっとブカブカで上から見てる僕には
見てはいけないものが見えてしまう
僕は心のなかで雑念を蹴し倒す
「じゃあいこうか」
「え、えぇ。ちなみにどこにいくの?」
「遊園地の券を母さんにもらったからそれでいいかなと」
そう言いながら僕は依美の手をとり歩く
予想外だったようで顔を真っ赤にしている
「な、な、な、な、なにしてんのよ!」
「意外と人ごみ多いから離れないよーに」
「そ、そう」
こんなに分かりやすいツンデレ&鈍いの初めて見た
さてと遊園地についたけどどこから乗ろうかな
すると僕の手を強く握る依美。
「どうした?」
「人って・・・・こんなに多いのね」
「お前人ごみ嫌いなの?」
「知らなかったわね。私人見知りなのよ」
い、意外だ。
こんな猛獣みたいなやつでも人見知りするんだ
「猛獣は失礼ね! 人はちょっと苦手なのよ!」
確かに僕と依美があったきっかけは
風紀委員長である依美がたまたまサボった僕を指導するときだった
あの頃が懐かしいのぉ~~
さてそんなことはおいといて
人ごみが苦手ぁ・・・・
よし
「観覧車いくぞ」
「ふぇ!?ちょ、ちょっと待って~~!」
はいはーい!ここで終わりだよ!
更新が遅くなってすみません(´・ω・`)
これからもこんな時間になるかもしれないので
よろしくお願いします
さて次回は
『貴方が傍にいるだけで』
です
次回もお楽しみに!




