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かったるそうな転校生。

最近、小説を書いていなかったもので、

セリフと、切り替えばかりです。

すいません;

「うーん」


じゅんたは ちょっと不安を乗せた声。それに気付くさく。


「まぁまぁw俺の力って奴?はははははははw」


『ガチャッ』


じゅんたがさくに銃口を向ける。さくが慌てて、手を挙げる。そんなコントを目の当たりにしながらしんなは進んでゆく。


「・・・・・」


蜘蛛の巣の下をくぐったりして、路地裏をやっと出た。


「くぁー。日差しって強いよな。うん」


さくはそう言いつつ、歩く。しんなは先に歩いてゆく。じゅんたはと言うとやはり不満な顔をして歩いている。じゅんたはしんなに近づいて耳打ちをする。


「あんまり僕達と離れないでね。出ないと・・・・・」


『ボンッ』


ペットボトルが破裂したような音がした。それに続くように何個も何個も。


「おい、じゅんた。これ、やばいんじゃないか?」


「かなりやばいよ。多分、数人位だと思うけど・・・・・」


「5人より上・・・・」


そう、しんなが呟く。よく見るとしんなはイヤーマフに両手を添え、真剣だ。


「さっすがしんな。多分、さっ君じゃ役立たずだから、一緒に逃げるといいよ。」


「役立たずって・・・・。で、じゅんた、お前はどうすんだよ」


さくには少し焦りが見える。じゅんたは、今、鞄もない。様子から見ると銃は無いようだ。しんなはいつもの表情に戻ると、じゅんた達とはあさっての方向を向いている。どうやら、破裂音がした方だ。


「僕はとりあえず、気を引き付けるよー。」


「これ、持ってけよ」


さくがポケットから出したのは、鉄の玉。結構の重さのようだ


「嫌だよ。面倒臭い。」


そう言い残してじゅんたは走った。


「おい!じゅんた!!!」


さくの叫びはしかと。さくはさくで、行こう。と しんなに言う。さくとしんなは走って行った。


じゅんたはと言うと


「僕、走るの嫌なんだけどなぁっとっ」


「誰?君」


と、ちょうど曲がり角を曲がった途端、金髪の男がじゅんたの前に現れた。しかも、その金髪の後ろには二人、男が居た。大柄と、平均。


「えぇぇと。破裂音が気になったんだ。お兄さんは?」


これがじゅんたなりの対応。金髪はふんっと鼻を鳴らすと、


「嘘だな。お前、何者だよ?ガキには聞こえるとか言う高い音を鳴らしたんだがな。まだ、鳴って無かったか?おい。」


「いえ、今からです」


「そうか・・・」


後ろの男達と何やらごちゃこちゃ話しているが、じゅんたはその心配はしていない。子供には聞こえる高い音ー。


「お兄さん。」


「あ?」


「それって、どのくらいの音で流すの?」


「スピーカーは町のあちこちに付けてある。これを流すと、イヤホンで大音量を聞くぐらいのでかさだな。」


「それは もすきーと音って奴なの?お兄さん」


「あぁ、そうだな」


やばい、しんながやばい。やばいやばいやばい。じゅんたの頭はそれだけだった。じゅんたの額から汗が垂れている


「それって、いつなの?」


「もう、鳴ってる。子供の癖に聞こえないのか?」



さく、しんなでは。


「うっ。。。」


「え?これ、やばくないか?」


二人で地面に座り込んで耳を塞いでいる。しんなはイヤーマフを外している。耳から、頭にずば抜けるように、音が差し込んでくる痛差の中だ。しんなは痛すぎて涙が目から垂れる。



その頃のじゅんたはというと、


「お兄さん。聞こえないよ。どうして?」


「クソッ。こいつ耳悪いのかっ!せっかくガキ見つけたのに苦しめよ!」


「まぁ、落ち着け。他にもいるだろう」


「・・・・ねぇ、お兄さん。どうやったらその音止められる?」


「俺の捜してるモンが見つかりゃあ止める」


「それって女の子?髪が肩くらいの」


「おぉ。よく知ってるな。」


「渡さないよ」


じゅんたはそうゆうと、いきよいよく飛んで、金髪の溝に蹴りを飛ばした。

金髪は体勢を崩し、立て直そうとする瞬間にすねを蹴り飛ばした。他の男も襲いかかってきた。大柄は見た目同様動きが鈍く転ばせて 背中でジャンプしてダメージを食らわせた。だが、平均には捕まった。


「なんだ。お前。小学生の癖に、、、、」


じゅんたはモスキート音並の高い声で叫んだ。その声は醜く、人に聞かせるのも抵抗が声だった。ずっと聞いていると心が折れそうになるくらい。


「グワッなんて声して・・・」


平均の手の力が一瞬弱まってじゅんたは振り払った。平均の首後ろに打撃して、気絶


「あ。大丈夫かな・・・・?死んでないよね?僕ごときの力じゃ、大人は殺せない。そうでしょ?師匠」


じゅんたは平均のポッケを探り、何かを取り出した。そして、停止ボタンを押すとやれやれと感じにそこら辺の水路の水にぽちゃんと落とした。


「街じゃなくて、町で良かった。まだ、他に数人残ってるかなぁ。嫌だなぁ面倒臭いなぁ」



その頃さく、しんな


「あれ?」


さくが耳から手を離す。続いてしんなも手を離しイヤーマフ片手に、立ち上がる。


「ひでぇ音だな。まだ、聞こえる。。」


『ジャッ』


「おい」


そう、低い声の男が二人に話しかけた。

閲覧、有難う御座いました!

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