転校生、出かける
いやぁ、こんにちは。
話がかなりのカオスです;
「あはははー。さっ君が存在感なさすぎたんじゃないかなー?」
じゅんたはそうゆうと、先程、渡されたリストバンドを手首につける。さくはまじかよ、、、と、呟いてずーんとなっている。
「お前、いつから銃使えるようになった?てか、ライフルの音とか若干違くなかったか?」
「え?いつから使うようになったかは知らないけど、音の方は僕が改造を・・・」
「おい、ちょっと待て。銃刀法違反じゃねーかよ!!いつ、捕まってもおかしくないだろ?!捕まっても俺、知らねーよ?!」
「さっ君だって人の事言えないよね?地上から鉄の様な物投げてきたけど、あれも危なし」
と、二人が言い合う中 しんなは そこに置いてあったヘットフォンをする。しんなは目を丸くした。
「あ、それ良く聞こえるでしょ?イヤーマフって言うんだ。でも、さっ君の声は聞こえないよねー。」
「おい。」
しんなはその青色のイヤーマフを外さずそのまま付けて措くことにした。騒がしい部屋でうろちょろして、一冊の本が置いてあった。本の上には幼い三人の写真。じゅんた、しんな、さくだろうと思われる三人。写真の女の子はとても明るく笑っている。しんなはしばらくそれを眺めていて虚ろになっていた。ふと、しんなは 握っていたリストバンドを見る。目を細め、一旦手首にはめてみる。随分昔の物なのによくはまったものだ(笑)
「・・・・・・」
しんなの髪は大体肩くらいで、前髪は目の辺のパッツン。襟のある服を着て七分ズボンを履いていてズボンには金属の小さなリングがいくつか付いている。しんなはまだまだ何かありげな秘密基地を探索。花瓶に挿してある花を発見。マーガレットの様な花で、花弁が白かった。青りんごの様な香りがする花だった。瓶の下には
『俺のカモミールだから。俺のカモミールだからね?!』
っと、白いメモ帳に綺麗な字で書かれていた。
瓶に5本くらいカモミールがさしてあったので、しんなは一本そこからひょいっと持ちあげるとそれをポケットの中に閉まった。おいおいw大胆だなw
「・・・・・・」
面白い事ないかなーと、しんなはうろちょろしてましたら、小さな出口発見!容赦無くそこに入って行くしんなを他所にじゅんたとさくがもめてますね。一方的さくが怒ってますが。じゅんたがピタっと止まった。
「しんな、、、、この部屋にいなくない?」
「?馬鹿じゃねーの?」
そう言って二人はキョロキョロする。え?いなくね?
「・・・・。他にも出口があった、とか?」
じゅんたは そうゆうと歩き回る。
一方、しんなの方は。
入ったらそこは森林だった。緑一面で、川や、噴水が静かに流れていて 花がちょこちょこ咲いていて 一本の大きな木が在った。しんははそれに近づいた時、
「やぁ」
と、男の子の様な声が木の上から聞こえてきた。そう言われてしんなは上を向く。その声はこの空間に溶けていてとても自然だった。
「・・・・・。」
上を向くと木の上に男の子が太い枝に沿って座っていて木に凭れていた。その男の子は誰かに似ていて誰にも似ていないような雰囲気をまとっていた。
「そういえば、そうだったね。自分、れっかって言うよ。改めてよろしく」
しんなは上を見上げるのを止め、座ってその木に凭れました。
「最近、良い事あった?」
「ない」
「あっても今の君じゃ分からないと思うな。まぁ、コミュ障は努力しようよ」
「・・・・・・」
一人でベラベラ喋っているれっかに対してしんなは無言。
「本当に喋らなくなっちゃったなぁ」
うーん。。。っと感じでれっかは頭を掻く。
「これ、食べる?」
そう言ってれっかは木の上から林檎を落とす。しんなの頭に命中。ゴツッと鳴る。それでも尚しんなは無言。頭を抑えて、転がった林檎を拾い上げるとそれを口に運んでく。シャリッといい音がなる。れっかも林檎を食べていた。
「それ食べたら もう帰ったほうがいい。二人が探しているよ」
しんなは林檎を食べ、軸はそこに置いていき、戻っていった。
「・・・・・久しぶり。しんな・・・」
「あ!しんな!どこに行ってたの?!」
じゅんたが 駆けつけた。さくも後々来た。
「いんじゃん」
「さっきは気配がなかったんだよ」
と、また言い合う。
「てか、俺、アイス食いてぇ。ちょっと行ってくるわ」
「逝ってらっしゃい」
「ひど!」
「私も 行こうかな・・・」
『!?』
じゅんた、さくは驚いていた。コミュ障改善でもしようというのか!!
「さっ君、、、一体・・・」
「おっしゃあ!しんな!行くか!じゅんたは置いていこう!」
さくはノリノリ。じゅんたはガーンという感じで、ムッとする。
「僕も行くよ!」
と、言い三人は出かけた。
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