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転校生、キレ気味。

どもども。白花と申しますこと、今回は ちょっと苦手な人がいそうな話ですが、上手くごまかしたので、大丈夫だと思います。

しばらく、沈黙をよぎったあと


「・・・嫌だね。」


じゅんたが銃を片手に ま真剣に言った。


「・・・・。」


男がナイフを持ち、じゅんたの方へ走って向かう。じゅんたは構えた。が、狙いはじゅんたではなく、しんなだった。


「うわっ!」


じゅんたは短く叫ぶ同時に男はしんなを抱きかかえると どこかへ行こうとする。


『トーーーーン。パーーーン』


高い音が響く、先程と違う ライフルを構えてじゅんたは男に打つ。男は後ろを向かずして避ける。またまた、じゅんたはランドセルから違う銃を出し、フルオートに打つ。空薬莢が飛び、火薬の香りが鼻に来る。銃が熱く、弾が切れたので、また、違うのを出しての繰り返しをして、男に命中すると男は倒れた。


「おっし!ざっまぁーみろぉー」


じゅんたは嬉しそうに そう、歌うと用意してあったシューティンググローブを蹴り飛ばすと、そちらへ走る。男が倒れた方へ駆け込むと


「なんなんだよ・・・いてぇじゃねーかよぉ、、、、クソ野郎、、」


と、弱々しく吐いていた。多少の血が流れていたがたったの数秒で応急処置をしていたらしい男がそのまま、倒れていた。


「なぁんだ。急所狙ったのになぁ。」


じゅんたは冷たい目を男に向けるとそう、言い放った。男の頭の上の地面を見ると、しんなが落ちていた。


「しんな!大丈夫?!」


じゅんたはそう訊いて、しんなの顔を覗き込む。しんなは少し、唾液を垂らしていた、じゅんたはそれを注意深く見る。


「ねぇ。解毒剤どうやってあげた?」


じゅんたは男の方を振り向き、銃をゆっくりポケットから取り出す。


「ちょちょちょちょちょちょちょちょおぉ!!ま、待つんだ!契約されてないから!ね?!な?!」


男は跳ね起きて、両手を振る。一方、じゅんたは銃がパキッと音を立てるほど力を入れている。


「ごめん!本当!マジ、悪かったって!!」


じゅんたは男に銃口を向けた時、


「待って。」


か細い声を放ちながら、起き上がるしんな。


「しんな・・・」


じゅんたは男に銃口を向けたまま、顔だけしんなに向けると、きょとんとした声で言った。


「人殺しは良くない。止めて。」


そう、しんなは言って、一息吸うと、


「そいつは、私がフルボッコにしてやる。」




学校にて。


はい、遅刻。


「あんたら、バッカじゃないの?!」


先公が唾を飛ばしながら二人を叱る。


「あ~あ。どうする?この子ら。ねぇ、皆、どう思う?」


教室では、沈黙が走る。しんなは目を逸らしていた。


「目ぇ、合わせろ!ちゃんと、こっち向け!」


先公に注意される。じゅんたはムッとするが、ここは冷静にしている。しんなの足は震えていて、先公はそれを知ってか知らずか二人に、わざとばしゃんとなるように紙を手渡した。


「廊下で、反省文 考えろ!!」


ばしゃんっ。教室のドアが閉められる。転校生でも容赦ねーな(笑)


「・・・・・。」


「・・・・・。」


ドアの向こうでは先公が はーい。では・・・。と話を進める。しんなは泣いていた。あまりにさめざめと泣いていたので、先程まで、気づかなかったじゅんたは小声で、しんなに耳打つ。


「大丈夫。しんなは悪くない、だから、ね?」


そう、励ますが逆効果。ますます泣く。じゅんたは考えこむと、しんなの手を握って立ち上がると、自然にしんなも立ち上がりじゅんたは手を引いて歩く。しんなは下を向いて片方の手で目を抑えていた。運動場に出ると、門の前に出る。じゅんたは一度、学校を見るとプイッと前に向ける。そして、門から出ていく。あらあら;また、怒られちゃいますよ。


「しんなー。行きたい所あるー?」


いつも通りにこっとして言うじゅんた、しんなの手を引いて、どこへ行くんでしょうか。

閲覧、有難う御座いました。

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