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謎の転校生。

「・・・・・」


しんなは黙っていた。


「大事な話って言うのは 君は危ないって事。何で危ないかって言うと君の持つ力があまりにも強いため。」


じゅんたがそう言うとしんなは目を細め、口をギュッと締めた。


「私なんか捕まえても 何も起こらない。後、人間違えだと思う。第一、力が強いって・・・。握力もそこまで無い。」


しんなはそう言ってじゅんたの後頭部の髪を触った。


「そうゆう力じゃなくて・・・・」


じゅんたはうーん。と軽く考えている。


「特殊能力って言ったらさすがに分かるでしょ?」


「全然分からない。」


また、考えこむじゅんた。


「じゃあ、また襲われると思うから その時に」


と じゅんたは適当に言っといて しんなを下ろし、ランドセルを渡す。


「・・・・。」


しんなは黙って受け取ると、目を斜め下に向ける。道的にそこを曲がればしんなの家だった。


「じゃ、僕まだやることあるし。ここから先は自分で行けるでしょ?じゃね。

気をつけてね。」


そう、言って手を振って走って帰っていった。一人、取り残されたしんなは自分の家へと帰っていった。


しんなは家に帰ると、


「ただいまー」


と 言いながら、ドアを開ける。すると


「あ、お帰りー」


しんなのお母さんが返事。そこに、おやつあるわよーっと言われたのでしんなはおやつを手に持ち、自分の部屋へ。しんなの部屋は散らかっていて、お菓子のゴミ、もう、溢れて入らないゴミ箱、ゲーム、布団。

 しんなは布団の上へ ごろーんと転がるとゲームを開き、メガネをかける。

そのメガネは特殊で 画面を見ると見入ってしまうというすぐれものだ。

画面に映る時刻はデジタルで、カクカクしている数字だ。時間を見るなり、ため息を吐くしんなはお菓子を食べる。ネットを開くと、フレンドと書いた所を指でタッチし、開く。そしてチャットの所を開くと、


冷凍庫『こんーw』


雫の村『ちわっすー。冷凍wwwこの季節には持って来いのネームww』


冷凍庫『だろ?w雫、今日さー』


と、文字を指で打ち込んでいく。ネットの世界に住み着いているしんなは 肘を付いて 顔も、声も無い友達と会話。真っ赤な夕日がしんなの部屋に差し込む。それさえも気が付かなかった。それを夜中までやって寝た。次の朝は 母に起こされ 本当に眠そうな顔のしんなであった。登校中のこと、


「しんな!ねねねねねねぇ!!」


慌ただしく 誰かに喋りかけられたしんなはシカトする。あくびをし、淡々と歩く。ぐいっと肩を掴まれたしんなは 眠い足がそちらへ自然に動く。そこにはじゅんたが居た。相変わらずにこっとしていて、そのにこっとがうざ差を醸し出している。


「・・・・・。」


しんなは無言で また歩く。じゅんたがしんなの隣をてくてくと歩く。じゅんたは 自分の背負っているランドセルのレンジャクを両手で片方づつ掴んでいた。そんな事も気にせずに、しんなは 歩いている。周りには誰も歩いていない。そんな静かな道、、


『ツっ』


しんなのほっぺが切れた。まっすぐに、そこから血が滝のようにゆっくり出る。しんなはいきなり足がふらりとして 息が荒い。


「大丈夫?!」


じゅんたがびっくりしてしんなを支え、ゆっくりと地面に寝させる。傷口を見ると


「毒かな・・・?」


そう言うと、辺りを見渡す。じゅんたはポケットを探り、銃を取り出す。すると両手で銃を持ち、狙いを定めて、打った。


『ダーーーーン』


低い轟音が響き、弾が向かう先に誰か居て、それを避けるようにじゅんたの方へ向かってきた。向こうは鉄の玉の様な物を投げる。


「よっ」


じゅんたは手榴弾のピンを抜き、軽く投げる。やはり、低い音がなり、鉄の玉の様な物が粉々になる。誰か分からない人がここまで来て手を出す。


「渡せ。」


そう、低い男の声をした人が言った。


うーむ。急展開すぎました。。。


閲覧、有難う御座いました!!

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