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2話 転生先の世界の常識

今回、興味ない人はすっ飛ばしてくれて構いません。

この世界の魔法は面白い。ゲームっぽいがステータス的なものはなく、スキルもなく、魔法だけだが、この魔法の原理が面白いのだ。少し語るが、めんどくさい人は全部すっ飛ばしてもらってもいい。



この世界の魔法は『魔力』というエネルギーを電気エネルギー、熱エネルギー等の現象して顕現させる。心臓の少し上、首の下辺りに『魔核』と呼ばれる臓器が存在しており、そこを媒介にしているようだが、原理は不明。元外科医兼研究員の私的にはぜひとも解剖してみたいが、死んだ人間の魔核は塵となって消えるのでできないのである。


魔法には属性がある。基本七属性である、〈炎〉〈雷〉〈水〉〈風〉〈氷〉〈岩〉〈命〉。

希少二属性である、〈光〉〈闇〉。

最希少二属性である、〈龍〉〈破壊〉。

そして、一人ずつしかいないという、

固有属性、〈大地〉〈大海〉〈天空〉〈劫火〉〈死滅〉〈時空〉〈創造〉〈虚無〉。

属性は基本一人一つだが、稀に2つ、超稀に3つ、超超稀に4つ、超超超稀に5つ・・・など、可能性としては未知数である。ちなみに私はなんと〈死滅〉。世界に8人の、固有属性使いである。

父上は〈時空〉。魔王サタン(災厄の魔王にして私の実の父)は、〈炎〉〈破壊〉〈龍〉〈命〉。そして私の母は〈虚無〉。EXレアレベルのキャラしかいないってどうよ。


そして魔法の発動にも色々なものがある。呪文、魔法陣、手印、魔眼、無詠唱、魔導具など。例外的なもので言うと、特定のアクション(指を鳴らすなど)で発動するトリガー式、全くモーション無しのノーモーション、剣の構えなどで発動する魔剣技、特定の儀式を行う儀式魔法など、多種多様な魔法の発動方法がある。


魔法の位などもある。下から[劣位][下位][中位][上位][極位][神位][四大神位][創造神位][最上位創造神位]といったふうである。[最上位創造神位]魔法は創造神にしか使えないらしい。


さらにこの世界には、確かに神が存在している。龍神・鬼神・破壊神・太陽神・そして主神、創造神である。龍神と鬼神はそれぞれ人里で暮らしているから会いに行こうと思えば会える。破壊神はある洞窟に封印されていて、太陽神は行方不明。正体を隠して暮らしているという噂もあるが、不明である。

そして創造神は、「世界樹の大試練」という迷宮塔の最上階に行けば会える。そしてどんな願いでも1つ叶えるという伝説がある。過去にこの試練をクリアしたのは2人。一人は愛するものを蘇らせ、一人はさらなる力を求めたという。


そして最後に、世界は1つではないという、大きな特徴がある。世界は7つあり、ここはそのうちの一つ、【深緑】という世界である。【神白】【群青】【黄金】【紅蓮】【濃紫】【暗黒】の世界があり、『凱旋門』という門から行き来ができる。ただし、【暗黒】は違い、立入禁止だ。あそこは地獄とも呼ばれ、古の悪魔や傲慢の堕天使、災厄の魔王や神祖の巨人、深淵の邪神など、一人で世界を滅ぼせるような奴がうじゃうじゃいるという、恐ろしいところだ。私の故郷でもある。



これらがこの世界の常識。前世の常識など全く通じない。

転生チートなんかより圧倒的に化け物なやつがうじゃうじゃいるような世界なのだ。

世界の設定。詳細。私の中二病と罵りたければ罵るがいい。

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― 新着の感想 ―
[良い点] すごい……なぜこんなに物語の設定(?)がちゃんとしてる……。 [一言] 頑張ってください!
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