表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結】理不尽に殺された子供に転生した  作者: かるぱりあん
第1章 悪魔の口
8/322

ノックスv.sゴブリン

 あれから1ヶ月が経った。


 この世界が地球と同じ暦なのかは不明なのだが、体感的に少し暖かくなった気がする。



 初日は木の上で寝たノックスだが、今の居住は洞穴。

 と言っても奥行などなく、少し窪んでいる場所。


 野生動物やモンスターに襲撃されないように簡易的に柵も拵えてある。



 狩猟に関してはここ1ヶ月で大分マシになった。


 最初は弓矢は全く当たらなかった。


 それでも根気よく獲物を探し、気配を殺して近づき、弓矢を撃つ。



 その繰り返しにより、スキルに隠密と弓術がついた。


 何度も試行錯誤し、ようやく野ウサギを仕留めた時には嬉しさよりも久々のタンパク源を前にヨダレが零れた。



 それとモンスター。

 この1ヶ月、何度かモンスターに襲われた。


 RPGでいうゴブリンのようなやつだった。


 が、知能は無く、単に追いかけ回してくるだけ。


 それでも木の棒を手に追いかけ回してくるのだから逃げるのに必死だった。


 3体いたゴブリンはその後も何度か俺の目の前に現れては襲撃してきた。


 前世で戦闘術を学んだわけではないので逃げの一辺倒だったのだが、俺はそろそろ奴らにリベンジしたいと思っていた。




 奴らを倒すにあたり計画を練る。


 奴らに知能は無い。

 目に付いた獲物を追いかけ回すだけ。


 なるほど。それなら話が早い。


 罠を作って誘いこめばいいだけだ。



 そう思い、先日から色々な場所に罠を作ってある。


 原始的な落とし穴や、くくり罠をいくつか作ってある。


 野生動物であれば初心者が作った罠になどかかるはずもないが、奴らならかかる。いや、かける。




 そして今日、まさにリベンジの瞬間が訪れた。


 奴らはノックスを見つけるや否やすぐさま追いかけ回し始める。


 ノックスも適当な距離を保ちつつ罠の元へと誘導する。



 向かったのは落とし穴。

 落ちた先にはいくつもの槍を仕込んである。



 後ろを確認しつつ、罠のポイントを確認。


 木と草でカモフラージュしている蓋はノックスの体重では壊れない。

 その上を通過し後方を見やる。


 ゴブリン達3体は目をギラつかせノックスを追いかけてくる。


 そしてその3体が罠の上を通過しようとしたところ、3体の体重に支えきれなくなった支柱が折れ、落とし穴に飲み込まれた。


 ノックスは落とし穴の手前まで戻ると、3体は槍に串刺しになっている。

 が、完全に死んではいない。


 ノックスはニヤリと笑みを浮かべ弓矢を番え、3体の脳天にそれぞれ矢を撃ち込み絶命させた。



 その後すぐに軽い目眩のような感覚に囚われた。


 すぐに治ったものの、そこまで激しい運動をした覚えもない。


 ステータスを見た途端、その理由が判明した。


 ノックスはこのゴブリンを倒したことにより、一気にレベルが5も上がっていた。



 ともあれ、自分を執拗に追いかけ回してきたゴブリン達へのリベンジに成功し、晴れた気持ちでその亡骸を拠点に運ぶノックスであった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ