いただきます
ガヤガヤ ガヤガヤ
食堂はお腹をすかせた学生たちで溢れている
「おばちゃーん!日替わり一つください!」
リッカのウキウキとした声が聞こえる
「はいよ!他の子たちは?どうするんだい!」
食堂のおばちゃんがきく
「カツカレー大盛で!」
「唐揚げ定食お願いします!」
「海鮮丼、お願いします」
ナオ、アミ、セツも注文を済ませる
「はい、お待たせ!日替わり、
カツカレー、唐揚げ、海鮮ね!」
ご飯ができたようだ
「おばちゃん、ありがとー!」
リッカは浮き足立って食堂の席につく
「いただきます!」
「はや」
席につくなり食べ始めるリッカに小言を吐くナオ
「「「いただきます」」」
3人も食べ始める
「ん~!!このために学校に来てる!
おいしぃぃぃ!!」
「アハハ、ほんとリッカは美味しそうに食べるね
そういうとこも好きだよ」
「ありがと!」
一見ラブラブな雰囲気の二人
「たぶん聞いてないね」
「うん、リッカ絶対聞いてない」
しかしリッカは食べることに夢中で
全く聞いておらず適当に返事をしているだけなのだ
セツの一方的な愛なのである
しかも毎度のように行われるため
ナオとアミの良い暇潰しとなっていたのであった
そんなこんなで昼食を食べ終わった