表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
リッカの憂鬱  作者: HINA
2/15

いってきます

ガチャッ バタンッ


「ふぁぁあ…ねむ…」

大きな欠伸をしながら家をでる


家から学校まで

歩き10分、電車5分、歩き3分、

学校バスで40分の、

少し長い道のりだ


駅のホームについたとたん


「おはよ!」

声をかけられるリッカ


「おはよう、セツ」

リッカの顔には笑みが浮かんでいる


セツと呼ばれているのは

犬居 雪 イヌイ セツ

リッカよりも背の高い顔の整った青年だ

リッカの彼氏でもある


「リッカ、寝癖ついてるよ」

微笑みながらリッカの寝癖を直すセツの

姿は見るものすべてを魅了するだろう


「ありがと、今日も

 変わらずかっこいいね」


「ありがとう///」


「顔が」


「顔なの?!いや、

 ありがとうだけど!いや、うん、

 まぁ、ありがとう?!」


「どういたしまして」


おはようからここまでが毎朝の

リッカとセツのルーティーンなのだ


ルーティーンを終え、電車に乗る彼女ら

ラッシュ時ということもあり満員電車のなか


ガタンッ

「うわっ!」

ドサッ

「おっっと、リッカ俺に

 掴まってて」


彼女を守るセツにときめいている人がいるのは

彼らには秘密だ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ