↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界の宇宙連邦?剣士  作者: 炉里邪那胃(惰眠狼)
新版・第一章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

22/29

1-22.以心伝心

見た目ジャージの防具、これ程早く実現するとは。

恐ろしく変だがこれは目立つ!

一瞬、これで良いのかと疑問が浮かぶが悪くはないはず・・・。



(あー・・・良かったね。起こった事は記憶から把握OK)

エルが起きてきた。

「エル、いきなり変な行動するなよ。ちゃんと説明してくれ」


「ごめん、コウは自分で映像再生するし暇だったから。

モード…状態変更で『愛玩モード』になっただけ」

「愛玩って?」

「ちょ、変な想像ダメ、絶対!

ガジェット使用者のメンタル…精神安定のためのものよ。

前落ち込んだ時に一緒に寝たでしょ、あれ」

「どういう事だよ」

「あの時安眠気分が味わえたからやってみたけど、これいいわ」


AIのはずだが、そもそも人の意識そのまま?なのだ。

普通に休みたい時もある・・・のか?

イマイチ納得できないが。

「ほどほどにな。で、忘れてる事無かったっけ?」

空中にホログラム、じゃなくPC画面のようなグラフが現れた。


映像には今更ユイも驚かない、そもそも竜族は念話で映像も送れる。

ん、そんな事教えてもらったっけ?

エルの念話ブロック解除のおかげだろうな。



「レベルアップと必要な恩恵の関係をグラフ…表にしましたー。

ちなみに1から73は計算での推定だけど間違い無いんで」

「ユイ、レベルアップってのはな・・・」

「なんとなく分かる、流れ込みを強く感じる瞬間よね」

ちゃんと通じる、ブロック解除は正解だ。

俺のユイへの感情を知られるかもしれないのは気恥ずかしいけど。


グラフは意外にも右上がりの正比例、いや縦の目盛りは上昇()()()だ。

つまり、1から2に上がる必要量を1とすると、3に上がるには2必要。

4には更に3必要。

累計値は1、3、6と増え、必要値もぐんぐん増える。

レベルが上がる程途方も無い量が必要となり、上がりにくくなるわけだ。

72で2500以上、100なら5000近くか。

実際の魔物にすれば・・・よく分からん。

レベルが高いほどそれだけ大変だという事だ。

125まで表示されている。



なぜ俺がこれほど上がったのか皆に話を聞くつもりだったが・・・

自分で効率が上げられるならとっくにやってるよな。

結局はドラゴンパパの純粋な強さ。

自ら飛び込んで絶命したこととの関係は不明。

俺をなんとか認め、ゾンビ化解消と技の継承をしようとした。

可能な限りその遺志は継いでやりたい。



「ドラゴンはね、特別で神聖な存在なの」

ユイがしゃべりだした。

恐らく俺の知りたいことを察したんだろう。

グラフを見てうんうん唸っていたヤリマとバンティも黙って聞く。

「パパの場合、死なずにゾンビ化してそれでも意識を保ち続けたのね。

ドラゴンでありゾンビでもあり、精神は神聖なまま、特別中の特別。

でもコウが来なければ別のものになってたはず。

・・・

コウが闇に打ち勝つ力を持っていたことを、大いなる神に感謝する」

最後は・・・ユイが言ったのか?

周りを見回すユイ。


確かに俺も何かを感じた。

全員が感じたのだろうか、黙っている。

ヤリマは胸で手を合わせ祈っている。

全員が真似た。



「討伐されたんじゃなく、生きたままのゾンビ化で皮肉にも更に能力を得た。

そして、意識を保ち続けドラゴンとして最後を迎えた。

大幅なレベル上昇は、その神聖でありつつ闇の力を得た者を倒したから。

たとえ自ら飛び込んで来ても、余りあるほどの恩恵を受けられた。

そんなところか」

何かの意識に教えられた気もしたが、ユイの話から導き出した結論だ。

勝手に俺自身で完結して、答えを独り言のように喋った。





「それで・・・初日からずっとみんなに聞きたかったんだが。

この世界の神様ってドラゴンの他に色々有るのか?

全然知らないから、先に仲間で聞いとこうと思って。

禁忌に触れるような事を言って大変な事になっても困るからな」

会議は俺の質問タイムへ。

一応予定通りだな。


「俺から説明するのがいいな」

ゼファだ。

地球の日本での宗教観が分かっているから絶好の教師だ。

「ちなみに普通の日本人だったからな。

変な宗教にも入ってなかったぞ。

うちは浄土真宗、そのくらいだ知ってたのは」

「うちもだ、うちは西の方だな」

正確には西本願寺だ、じいちゃんの葬式で知った。


「俺はその辺忘れたが・・・こっち来て20年近いしな。

日本じゃそんなもんだろ。

こっちも似た感じって言っていいかな。

学校の30人いないクラスで、2人は熱心な女神教徒はいたがな。

教会があちこちあるから結構礼拝には行くみたいだ。


竜神信仰は珍しいかな、祖先からの継承というか言い伝えのようなものらしい。

女神教徒と重複してることもある、願をかけたり色々あるらしいな。

そんなところか」


「女神教は旧派と新派がありますけど、本人達が区別するだけですね。

他も表立って女神を侮辱したりしなければ何も問題ありません」

ああ、ヤリマは司祭?っぽい衣装だし修行経験とかあるのか?

俺が聞く事でも無いけどな。


「そうだ、冠婚葬祭はどこで?」

「ああ、コウすまん。誰もが女神教の教会でやるよ。普通過ぎて忘れてた」

「ちなみに、信徒以外の場合は誓う神が異なるくらいですね」

「なるほど日本と似てるってのが分かった、ありがとうゼファ、ヤリマ」


そういやまだ聞くことが、メモ内容が頭に浮かんだ。

「質問続けていいか?」

「ああ、もちろんだ」

「当たり前よ」「同じくです」


「あのシェーンって人がSランクって聞いたが」

「ああ、本人によると“ただの権力者特典”だそうだが・・・。

あの人はずば抜けてる、ふさわしいと思う。

70レベル超えたはずの今でもそう思うからな」

「本来はね・・・」

今度はバンティだ。

「本人の言う通り、ギルドの上層部とか特権的な立場のためのランクね。

ずっと大手ギルドにいて試験官程度しか表に出ないSランクもいるし、彼のように出て来て活動や援助、討伐協力する実力者もいるの」

「いや、コウと比べれば全然大したこと無いです!」

いきなりユイが割り込んだ、知っているようだが?

「何でも無いです、気にしないで」


いきなりイメージが現れた、期待、追跡と落胆。

彼、シェーン審議官はドラゴンゾンビと聞き、無理と断ったらしい。

妥当な判断だと思うが。

おそらく一瞬、数分の一秒の間に一連のイメージを受けた。

ユイが顔を赤くして恥ずかしい、というか悔しそうだ。

ユイから自分で送って来るか?こんなイメージ。

俺が半ば覗いたような・・・?


ユイの肩を抱く。ユイも俺を見、抱きついてきた。


「もう、熱過ぎですよ!」

「本妻は無理そうね」


(シンクロ率上昇ね)

エル、なんだそのどっかで聞いたやつは。

(ここだけ専用回線、感度よし。

えーと、コウのガジェット本体とのシンクロが上がって私を超えてた。

ユイとの直接念話ね、ガジェット経由での。

さすが□□□□□□□□、あれ)

□□□□だからか、しかしこの世界にいてその意味があるのか?


「すまない、ユイ。いやヤリマもバンティも、ゼファもな」

「いいえいいえ」「ごちそうさまです」

「うらやましいとか言わんぞ」

言ってるぞ、ゼファ。


「遅くなったからそろそろ切り上げるか。

パーティー名についてだけとりあえず()()()()で考えておこうよ。

あっその前にパーティー名を変えてもいいかだな、すまん」

「賛成だ、コウ、惰性で名乗ってたが恥ずかしいしな」

「すべてはユイさんのため~♪」

メロディつけるな、バンティ・・・。

「厨二卒業ですね!」

こっちでもそういう意味の言葉があったか。

よく今まで我慢した、ヤリマ・・・。




で、ふと思ったが。

もし地球へ帰れたとして・・・スキルやレベルはどうなるのか。

とにかくこの世界で影響力を持ち、帰る方法を探すしかないが。


帰れればそれだけで全て良し、だがな。

できればユイとも一緒に・・・。

■「読みました」の一言でいいのでツイッター感覚で感想くださいw

とりあえず ブックマーク してもらえれば無上の喜びです!

いくつでもいいので★よろしく

           ↓  ↓  ↓

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。