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地球を征服しますか、それとも救いますか  作者: ずんだ千代子
一章 平穏な日常の終わりは突然に
7/53

⑥ 「案外普通のお子様だな」

 地球へ行くことが決まってから一週間が経った。

 あの日の夜キースから伝えられたのは、実はまだ具体的な任務やメンバーが決まっておらず、来週にならないと詳細は話せないということのみだった。

 そのため僕らは、この一週間を思いのままに過ごした。


 ソフィアが再試験を無事に通過したため、二日ほど実家にも帰った。それぞれの親には、学園の援助で留学に行くと伝えた。僕やレオンの親は淡白な反応だったが、ソフィアの親や姉は泣いて喜んだらしい。


 そして学園に戻った僕らは、キースからの連絡を受け地下の情報管理室に来ていた。入るとそこには、キースの他にもう一人少年が座っている。彼はこちらに気付くと、愛嬌のある笑みを浮かべて近寄ってきた。


「初めまして。皆さんが、ロイおじさんが言っていたメンバーさんですよねぇ。ボクはサン・モルテと言います。よろしくお願いしまぁす」

「彼が最後のメンバーだよ。飛び級で学園に入った、うちの一年生さ」


 後ろからキースが簡単に紹介をする。その内容と彼の見た目にかなりのギャップを感じた。


「え、こんなちびっ子がうちの学園にいたのか」

「これでももう十四歳ですぅ!」

「なんだ五つも下じゃねーか。やっぱりちびっ子だな」

「これから大きくなるんです!」


 早速レオンとやり合っている様子に、幼さを感じる。小柄で童顔、更にワインレッドの髪のてっぺんからアホ毛が立っているその見た目は、十四歳とは思えないほどだ。とても飛び級して入学したというエピソードがある少年には見えない。


「まぁまぁ。言い合うのはまた後にしてさ。調査団の任務について話さないといけないから、この椅子に適当に座って」


 言いながらキースは椅子をガタガタと出してきた。

 先程もサンが最後のメンバーと言っていたが、本当に五人での任務になるのだろうか。確かに少人数の方が何かと便利なこともあるが。


「さて、みんな揃ったね。じゃあ早速始めようか。資料とかないから内容は覚えてね。ま、そんなに難しいことはないけど」


 そう言ってキースは概要と主な任務内容を話し始める。

 彼によると、まずは地球で自分達の魔法がどの程度使用できるかを確認するらしい。魔法が使えることが、マナが存在することと同等の解釈ができるからだろう。

 マナが確認できたら、地球に住む生物(主に地球人のことだろう)と友好関係を築きつつ、生物がどれだけマナを使用しているのかを調査するのだとか。


 一見するとそこまで難しい任務ではないが、現在の地球がどんな状況なのか分からないという点においては無謀な任務とも言える。


「そんなわけで、急だけど明日から地球に行くことになるから宜しく!」


 ニッコリ笑って言うキースに、周りは唖然としていた。さすがに明日からというのは突然すぎやしないか。


「明日って……え、明日⁉︎」

「本当に急ですね。今から身の回りのものを準備するのは厳しいかと思いますが」

「元々みんな寮生活だから、そんなに物もないでしょ。一応最低限のものはこっちで用意してあるし、大丈夫ダイジョーブ」

「はぁ……」


 こちらの事情は一切無視の様子に呆れるしかない。反論したところで日程は覆らないだろうから、ここは従うしかないのだろう。


「それでキースさん、チキューにはどうやって行くの?」


 ソフィアが挙手をして言った。確かに移動手段は知っておきたい。


「国の科学班が開発したワープホールを使って行く予定だよ。この奥にある俺の仮眠室にもう設置されてるんだ」

「ワープホール? なんかよく分からないけど面白そう!」

「数秒で移動出来る代わりに身体にかなり負荷がかかるみたいだから、そんなに面白くないと思うよ」

「えぇ残念……」


 テンションを急速に下げるソフィアを見つつ、奥を覗き見る。扉が閉まっているため物自体は見えないが、なんだか妙な気配を感じた。


「で、そのワープホールはチキューのどこに通じているんすか?」

「俺達の生活拠点になる寮だよ。何らかの手続きをとって国で買い上げたんだってさ」

「寮か。なんか生活も今とあまり変わらなそうだな」

「そうだといいんですけど」


 確かに、それぞれでアパート等を借りるよりは寮のようにまとまっている方が何かと楽だろう。今後調査団の人数が増えても対応出来そうだ。

 ただ、今の寮生活と似たような生活が送れるかと言えば、それはまた違うように思う。


「それで、その寮はアッシュの元々いたトーキョーという地域にあるみたいだよ。という訳だから、アッシュ、案内役頼むね」

「僕がいた頃とあまり変わらなければ案内出来ますが、保証は出来かねますよ」

「分かってるって」


 東京と聞いて複雑な気持ちになる。

 確かに僕は死ぬまでの十八年間を東京で過ごしたので、大体の地理は理解している。大きく様変わりしていなければ、東京は何かと便利だ。

 しかし、地球人でないとは言え、今の僕は地球で死んだ時の姿とよく似ている。もし当時の僕を知っている人物と出会ったら……と思うと、東京は避けたいという気持ちもあった。

 尤も、大して目立たなかった僕なんて、誰の記憶にも残ってはいないだろうが。


「そうだ。僕達の名前も地球人っぽくする必要があると思います。その方が怪しまれずに潜入出来ると思うので」


 僕はそう提案する。

 今は東京で平穏な生活を送ることを考えなくてはならないのだ。自分の事を心配していても仕方がない。


「なるほど、一理あるね。それじゃどんな名前がいいかな」

「そうですね」


 少し考える。提案したものの、人の名前など考えたこともないので難しかった。


「まず、キースさんはそのままでいいと思います。見た目が日本の地域外の方なので。ソフィアも同じですね。ソフィアのままが自然です」


 銀髪・紫の瞳であるキース、そして金髪・翠の瞳であるソフィアは、白人の様な外見であるためカタカナ名が自然である気がした。ハーフとでも思わせておけばいいだろう。


「僕は……まぁアツシでいいでしょう。漢字は適当に考えます。

 レオンはレオンでいいと思います。礼に音でレオンと読ませましょう。あとはサンですね」


 自分はあまりアツシと名乗りたくはなかった。元の名前があつしだったからだ。しかし他を考えるのも面倒なので、漢字だけ変えてアツシと名乗ることにしよう。

 残りは最後のメンバーとなったサン・モルテだ。彼もどちらかと言えば日本人っぽい見た目をしているため、それらしい名前でいいだろう。


「そうですね……ヨウタなんてどうでしょうか。陽気の陽に、太い、で陽太。無難な名前だと思います」

「ボクはなんでもいいですよ〜」


 間延びした声でサンは答えた。サン、太陽、陽太という流れで考えたので適当感はあるが、一般的な少年の名前になっただろう。


「うん、これで地球用の名前も決まったね。なるべく地球ではアッシュが考えてくれた名前で呼ぶようにしてね」

「はい」

「はーい」


 キースの言葉にそれぞれが同意する。

 地球の環境について説明するかは迷うが、事前の打ち合わせ自体は大体これで足りるだろう。


「じゃ、とりあえず今日はこのくらいで解散しよう。みんな、明日に備えて今日は夜更かししないようにね」

「大丈夫っすよ。

 なぁ、サン。これから一緒に飯行かね? お前といろいろ話ししてみたいからさ」

「はーい、いいですよ」


 ニコニコとしながらサンは答える。

 やはり、飛び級する程の実力があるようには見えない。財閥の御曹司なのか、それとも裏の顔があるのか。いずれにせよ、調査団のメンバーに推薦されるほどの何かがあるのは間違いない。よく話を聞いておかねば。


「アッシュも飯行くだろ。置いてくぞ」

「今行きますよ」

「待ってよ私も行く!」


 こうして、四人で寮棟の一階にある食堂へ行くこととなった。管理室の仕事があるキースは「じゃあねー」と手を振っていた。


 それにしてもなんだろうか、この凸凹(でこぼこ)コンビは。並んで歩くレオンとサンの後ろ姿を見ながらそう思う。

 レオンは筋肉質なだけでなく、身長一八〇センチ以上ある大男だ。自分は気にならないが、平均以上の大きさなのでよく目立つ。

 それに対してサンはとても小柄で痩せ型だ。ソフィアより小さいため、おそらく一五〇センチ程だろう。これから成長するのかもしれないが、それにしても小さい。というか幼い。

 そんな二人が並んでいると、歳の離れた兄弟のように見える。ここにキースを交えると最早親子の域だ。そこまではいいが、地球で五人で共に行動した場合、謎の集団に見られないだろうか。

 ……心配しすぎるのも良くないか。


「今日のメニューは……ってカレーしかないのか」

「人少ないからいろんな種類作るのも大変なんだよ。あっ! デザートはお饅頭だって」

「お前は甘いのがあれば何でもいいんだろ」


 食堂に着くなりカレーを盛り付ける。今日は野菜がたくさん入っておりヘルシーそうだ。


「あの、レオンさん。その量は……」

「男ならこれくらい朝飯前だろ」

「ええー……」


 レオンの特盛カレーを見たサンが早速引き気味に言った。心なしか、レオンとの距離が一歩遠のいている気がする。


「人も相変わらず少ないな。隅の方なら気兼ねなく話せるだろ」

「そうだね。先行ってるね」

「僕はお茶淹れて行きます」

「あ、ボクもお手伝いします!」


 カレーのお膳を持ったサンが小走りについてきた。急須にお湯を入れ、慣れた手つきで丁寧に注いでいく。


「いつも皆さんでご飯食べるんですか?」

「大抵そうですよ。一緒にいることが多いですから」

「幼馴染、なんですよね。ボクそういう友達いないから羨ましいです」


 サンは湯呑みを乗せたお膳を持ちながら言う。


「これからはいつも一緒にご飯ですよ。一層賑やかになりそうですね」


 そう言うと、サンは「はい!」と嬉しそうに笑った。

 彼は飛び級で学園に入ったと言っていたが、もしかすると周りから疎まれてあまり友人がいないのかもしれない。

 席につくと、レオンは既に三割ほどカレーを減らしていた。せめて茶が来るまで待てないものか、と思うが、いつもなので気にしない事にする。


「ごめんね、レオン先に食べてて。コイツいつもお腹空かせてるの。そういう病気だと思ってあげて」


 サンの隣に座るソフィアが耳打ちする。


「聞こえてるぞ。失礼だなお前は」

「本当のことでしょ」

「レオンのことは気にしなくていいですから。僕達も食べましょう」

「はい。いただきます」


 三人で両手を合わせてから食べ始める。

 程良くスパイスが効いた今夜のカレーは、具も大きめに切られており食べ応えがある。


「ねぇねぇ、サンって飛び級でリマナセに来たんでしょ? マナは何型なの? ちなみに私は武器型なんだ」


 ソフィアが早々に切り出す。恐らく皆が思っている疑問だ。

 サンはすぐに返した。


「ボクは自然型です。氷と光、闇が得意です。光と闇を同時に得意とする人は珍しいと言われて、リマナセに入学を薦められました。でも魔法の実力は平均くらいだと思いますよ」

「確かにあまり聞かないな、光と闇一緒に使えるヤツなんて。あ、俺は防御型な」

「見た目がもう、そんな感じですよね〜」

「筋肉が俺の最大の鎧だからな」

「うわぁ」


 レオンが力瘤を作って言う。サンは失笑していた。


「えっと、アッシュさんは自然型に見えますけど」

「あぁ、僕は特殊型です」

「じゃあみんな違うんですね。バランスが取れていていいチームになりそうです」


 まだキースの型は分からないが、サンの言うように、バランスが取れていていい選出だ。マナの調査を行う上で、それぞれの型がいた方が捗るからであろう。

 それぞれの魔法型。昔読んだ本の内容を思い出す。


 アテラには五つの性質をもつマナが存在しており、アテラ人は、このマナをコントロールする力を生まれ持っている。そして、生まれた時からどの性質が使えるのか決まっており、人々はそれを魔法型と呼んでいた。

 最も一般的なのは自然型だ。この型には炎、氷、(いかずち)、大地、風、光、闇の七分類があり、大半は三分類ほどが使える。光と闇は正反対の性質であり、サンのように同時に使える人間は稀だ。

 前の五分類は生活にも直結しており、普段使用している照明や調理用の火などは自然型がいないと成り立たない。今でこそスイッチ一つであらゆる生活が送れるが、電気や炎のエネルギー源は全てマナであるため、マナがこの世界から無くなれば我々の生活は滅んでしまうだろう。国が躍起になってマナを調査しているのはこのためである。

 次に重要視されるのは補助型だ。これは人間の身体に適したマナを使用することで、一時的に筋力などを増強したり傷を修復したりすることができる。事故や戦闘で傷ついた身体を修復できるためとても重宝されているが、病に対しては効果を発揮しない。また蘇生も不可能だ。

 武器型は、マナから自分専用の武器を作り出して使用するタイプだ。刃物、銃器、鈍器など形は多種多様であり、使用者が思いのままに使用している。国の防衛任務に従事する者もいれば、狩猟を行い生計を立てる者もいる。ちなみにソフィアは刀使いだ。

 レオンの防御型は、文字通り防御に特化している。身体を硬化したり地面をクッションにしたりすることで衝撃を防ぐものである。自分の身体を使用するため、レオン程ではないが鍛えている者が多い。要人の警護には打ってつけのタイプだ。

 そして特殊型。これは毒や麻痺などを相手に与えるものであり、時間をかけて相手を追い詰めるといういやらしいタイプのものだ。しかし殆どの者は、不眠症の人間をサポートしたり解毒剤の開発を行なったりと、地味に社会貢献している。僕も演習以外ではほとんど能力を使用しない。


 マナの型については大体こんなところだっただろうか。茶をすすりながら脳を休める。


「はー食った食った。ごちそうさん」

「今日のは白餡だよ。ほら、アッシュが好きそうなお饅頭」

「それなら僕もいただきますね」


 レオンは腹を撫でながら大きなあくびをする。そんな彼を横目に、ソフィアは饅頭を差し出してきた。受け取り一口食べると、ほのかな甘みが口内に広がる。


「お茶に合いそうです。美味しいですね」

「でしょー!」


 口元に餡をつけたソフィアがはしゃいで言った。手元では二つ目の饅頭が開封されている。


「サン……はまだカレー中ね。食べるのゆっくりなのね」

「よく噛んで食べなさいって、母さんに言われていたので」

「そっか。サンって結構ちゃんとしてるから、きっといいお母さんなんだね」

「はい」


 ニコニコと饅頭を食べるソフィアとは対称に、サンは少し寂しそうに笑った。実家にいる母のことを思い出したのだろうか。それもそうか。彼はまだ十四歳の少年なのだから。


「あの、ところでソフィアさんにお聞きしたいことがあるのですが」


 さっきまでの笑顔に戻ったサンが、音量を下げてソフィアに訊ねた。


「ソフィアさんはどっちが好きなんですか?」

「え? 白餡と黒餡のこと?」

「違いますよ。アッシュさんとレオンさんのどっちが」

「っんゔ! ゲホゲホッ!」


 饅頭を誤嚥したのか、ソフィアがむせこむ。胸を一所懸命に叩いた後に茶を一気に飲み干した。そしてその勢いのまま隣のサンに詰め寄る。


「そういう事はココで聞かないの!」

「あ、やっぱりどちらかに惚れてい……痛っ!」


 何かを言いかけたサンの頬をつねったソフィアは、食べた食器を持って立ち上がる。何故だかサンよりも彼女の頬の方が赤くなっていた。


「私、詰める荷物たくさんあるから先に部屋戻るね! じゃ!」


 素早く食器を下げたソフィアは、その俊足を活かして走り去ってしまった。食堂を出る前にサンを睨んでいたが、サンは気にする様子もなく見送っていた。


「一体彼女に何を言ったんですか」

「女性への社交辞令みたいなものですよ。あんな反応してくれると嬉しいですねぇ」

「あんまりイジメんなよ」

「大丈夫ですよ〜」


 サンは最後の一口を入れながら平然と返す。どこか楽しそうなその様子が誰かを彷彿とさせた。キースだ。あの男の軽々しくも鋭い感じと、サンの人懐っこいようで腹に一物かかえてそうな感じが、自分の中で重なる。

 なんとなく、彼が調査団に選ばれた理由が分かった。情報収集は任務を遂行する上で重要なポイントである。確かに彼のようなタイプは、多様な情報を得ることが出来るのだろう。


「さて、他にもいろいろ聞きたい事はあるが、向こう行ってからでもいいよな」

「そうですね。今日は長話をするより、明日に備えた方が良さそうです」


 今はまだ昼過ぎだが、これから荷物の整理をしなくてはならない。明日は朝が早いため、早めに寝ておいた方がいいことを考えると、午後の時間を無駄には出来なかった。


「ボクも部屋に戻ります。早起きは苦手なので早めに寝ておかないと」

「遅れたら叩き起こすから覚悟しとけよー」

「あはは。それは怖いので全力で起きますよ」


 ゴキゴキと指を鳴らすレオンを軽くあしらい、まだ手付かずの饅頭を持ってサンは立ち上がる。


「今日は久しぶりに人とご飯を食べられて楽しかったです。改めて、明日からよろしくお願いしますね、センパイ方」


 軽く頭を下げて彼は立ち去っていった。

 飛び級で学園に入学し、この極秘任務にも選出される実力のあるサンのことを警戒していたが、杞憂だった。猫を被る訳でもなく、寂しさを隠すこともない、普通の十四歳の少年だ。とんでもない秘密を持っている可能性はあるが、それもおそらく許容範囲内だろう。


「もっと得体の知れないヤツかと思ったけど、案外普通のお子様だな」


 片手でお膳を持ったレオンが、腰に手を当てて背を伸ばす。

 レオンは脳筋の様に見えるが、意外と人の本質を見抜く力がある。彼がそう言うのだから、さほど心配する必要もないか。


「同意見です。心配事が一つ減って安心していますよ」


 すでに冷めた残りの茶を胃に入れ、自分も立ち上がる。

 食器を片付けながら、暗い廊下を進む小さな背中が消えていくのを静かに見つめた。

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