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第三話 趣味は写真

「ただいま」


「お帰り、良太。始業式はどうだった?」


「別に。何もないよ」


「そう……夕飯はどうするの?」


「後で食べる」


 母親と必要以上の事を話さないで自分の部屋に行く。

 

 俺は今、部活を終えて帰宅した。その足で自分の部屋に行き、通学鞄と部活道具を放り投げてカメラバッグを手に取る。

 俺の趣味は写真を撮ることだ。特に風景写真を撮ることに嵌っている。元々父親が買ってきたカメラをこっそり使ったことが始めだった。

 しかし、その趣味を皆に知られるのは嫌だ。理由は写真を撮るのが趣味なんて馬鹿にされそうだからだ。


 これは俺だけの秘密。そう思うとスリルを感じる。


 いつもは、家族と車で遠くに行くときにだけ撮っていたが、この頃は夜の街を歩いて写真を撮るのが楽しみだ。



「カメラよし、レンズよし、時間よし。行ってきます」


「あんまり遅くなるんじゃないわよ」


「分かってるって」


 バタン、と短く音を立てて玄関のドアが閉まる。

 時刻は七時。一時間ぐらいなら余裕がある。


(適当に歩き回るか)


 いつも街を歩き回って気に入った風景を写真に収める、それが今の楽しみだ。


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