表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

詩集

不思議な世界

作者: 記紀

それは不思議な世界


幼い幻想で生まれた世界


まだ甘い夢を見ていた頃の


甘い甘い幻想世界


君も言ったみたはないだろうか


虹色のふわふわした世界に


たくさん想像をして


たくさんの人々生き様を見ていくうちに


ふと気づく


想像と現実の違いを


絵本の中の世界は


キラキラしているのに


なんで


現実はこんなにドロドロしている


なんで人を殺すのなんで悪いことするの


そんな疑問は


とうの昔に


消え去ってしまった


いや


枯れてしまった


と言ったほうがいいだろうか


社会に対しなんでという時間はもう過ぎ去ってしまった


平日は特に変わらない日常を早く帰りたいと思いながら過ごし


休日は家に閉じこもってインターネットばかり見ている


きっと10年、20年後も私が変わろうとしない限り変わらないであろう


私はきっと変わろうとしない


そうやって私は老いていくのだ


ふわふわとして幼い記憶にそっと蓋を閉じる


さようなら


そう呟いた












評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ