起源説法 黒板篇
【黒板の起源】
諸君は黒板の起源をご存じだろうか。今回は謎に包まれていた黒板の起源を書き記していく。
黒板という言葉自体は平安時代に誕生していた。当時の黒板は、現在とは違い、朝廷内で掲示板のような使われ方をしていた。形態は表面のみ処理された木の板という実にお粗末なもので、書き込みが多い日は板一面が文字で埋め尽くされ真っ黒になっていたことから黒板と呼ばれていたそうだ。
朝廷内では黒板が話題になり一日に交換される板の量は30枚を超え、黒板により財政難に陥るというとんでもない事態が起きていた。
黒板が誕生し10年ほどで転機が起こる。現在ではあまり目にすることはないが日本でより廉価で生産することのできる緑色の墨(塗料)が開発された。察しの良い諸君はもう気づいただろう。
使用済みの黒板の上から緑色の墨を使うことで黒板を再利用できるという意見が朝廷内で出たため、真っ黒だった木の板は緑色の板に染め上げられた。ちなみにこの意見を出したとされているのは諸君も学校で習ったと思うが、”尊財 志那伊”という人物である。
ここで新たな疑問が生じる。なぜ名称が黒板のままで緑板に変わらないのか。
答えはとある古文書にあった。
名称の変更も検討されたが当時、久保田 緑という貴族が朝廷内で怒りを買い緑色の板に磔されるという事件があり、緑というワードは朝廷内で一種のタブーになっていたため変更せれることはなく現在まで黒板という名称が続いているそうだ。
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フィクション(嘘)です。
ガバガバですがご勘弁。