第6話 奇襲
バルジラス王国 リグド東15km
あああ帝国陣地
あああ帝国陸軍第23任務大隊の戦車10両が停車している。
このテントの中では作戦が立てられている。
大隊長アレクセイ・アアアノフは発言する。
まず、リグドの城門に戦車隊で砲撃し、敵をそちらに集中させます。
そしてリグド付近に空挺部隊を降下させ歩兵戦闘車で市街地に侵入。市街戦で街中央の統制施設と思われる場所を速やかに占領、民間人の救出を行いたいと思います。
竜の攻撃に対しては?と空挺部隊の隊長が問う。
それは航空支援が期待できるのでご安心ください。
なるほど。
では、ご武運を。
会議は終わった。
早朝 都市リグド
見張り台
あーねむい。
見張りの兵士がつぶやく。
ん?あれは!
敵?
しかしあんなものは見たことがない。
魔遠鏡で見てみると、なにやら大砲のようなものがついているのが見える。
うわさに聞いていたあああ帝国の兵器かもしれない!
ま、魔導砲搭載の敵だ!
敵襲!
その報告が基地内を走る。
すぐに騎馬隊が迎撃する。
迎え撃てー!
馬上の兵がいっせいに矢を放つ。
しかし、89式戦車の125mmの複合装甲はそれをものともせず、進撃を続けた。
「こいつは化け物か?」
そういう会話が兵から聞こえる。
隊長は兵を激励する。
ひるむなーっ
なんとしてでも大王様の望みを実現させるのだ!
騎馬隊は勇敢に突撃する。
89式戦車の12.7mm機関銃が火を噴き。騎兵のよろいを貫通し、どたどたと倒れていく。
騎兵隊は全滅した。
すごい気迫でしたね。
横の射撃手が車長に話す。
そうだな。これも命令だ、仕方ない。
一番隊。城門に砲撃せよ!
150mm滑腔砲にAPFSDSが装填される。
うてーっ
射撃手が引き金を引く。
砲弾が放たれ、城門の硬く閉ざされた扉はあっさり破壊される。
リグド市内 司令部
司令! あああ帝国がせめてきました!
騎兵隊が迎撃しましたが、全滅した模様!
なにっ!すぐにワイバーンをあがらせろ!
20騎の竜が離陸する
しかし、応援に駆けつけたあああ帝国空軍の戦闘機によって全滅した。
司令!ワイバーン隊が全滅!
ううむ。やむを得ん。降伏せよ。
リグドの部隊は全部降伏した。
次回、ダカダカスタン沖海戦




