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あああ帝国召喚  作者: あああ
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んで2時間くらいしてメガラオテニアの南方300kmくらい


「艦長、ソナーに感あり、方位045 測的20」

艦長セルゲイ・アアアザエフ大佐は、淡々と指示を出す。

「ん?音紋解析せよ」

「リストにありません。不明艦です。」

「不明、か。まあ大方予想はつくがな。」

「艦長、どうされます?」

艦長は少し間をおいて、

「潜望鏡深度」

「潜望鏡深度」

指示は復唱され、実行に移される。

「水深30、艦水平です。」

「うむ、」

艦長は潜望鏡を覗き、上を見る。

「うーむ、ざっと見ただけで10隻は、第二次大戦クラスだ、」

「どうします?」

副長がもう一度問う。

「あんまり相手してる時間はないが、つぶしておくに越したことはないだろう。総員配置! 魚雷戦用意!」

『総員配置! 魚雷戦用意!』

復唱され、練度の高い兵士たちはすぐに準備を整える。

「(さて、異世界の艦長さんよ、少しは楽しませてくれよ)」


「艦隊、方位045、距離約10000、的針225」

ソナー員がそう告げる。

「この先には....?」

海図を見ていた副長が答える。

「中央なんとかって国の首都ですね、そこに艦砲射撃でもぶち込む寸法でしょうねきっと」

「そうだな。よし、敵空母の後ろから魚雷(シクヴァル)をそれぞれ2発ほど尻にぶち込んでやるか、深度200まで潜航、方位045に向かえ。」

「艦長、まさか艦隊の真下を通る気ですか?」

「そうだが?」

「(はぁ.....)」

副長はあきれる。

「機関前進原速!!」

------

「艦長、敵空母の後ろにつきました。」

「よし、発令所よりソナー。 状況知らせ」

「敵艦方位000、的針そのまま、的速23」

「よし、魚雷戦用意、魚雷1番から4番まで装填!」

『了解』

前部発射管には魚雷(シクヴァル)が装填される。

「装填完了いつでも行けます!」

「てっ!」

シクヴァルは、圧搾空気により魚雷発射管より勢いよく発射され、 200ノットまで加速し、そのまま敵艦へ一直線に向かう。



オブシウス帝国第四艦隊

巡洋艦クラスティク

ほかの艦は、レーダーは電源を入れていたが、ほかに潜水艦を保有する国家がないことから、艦隊の内側の巡洋艦以外はソナーを切っていた。

「!こ、高速スクリュー音探知!方位は.....」


ズドーン


魚雷は右から左に斜めに2隻の空母に2つづつ着弾。航空燃料に引火、大爆発し、大きな火柱を挙げる。

「どうした?」

クラスティク艦長がソナー員に問う。

「は、早すぎる....速度は確かに380キレーは出ていたはずです!」

「そんな魚雷があってたまるか!冗談は....」

------------

潜水艦ウェルスタン

「敵空母轟沈!」

「よし、次の目標は戦艦だ、4番から6番、てっ!」

------------------------

ズドーン

「今度はどうした?」

「わかりません!戦艦ラリアライト沈没!」

ラリアライトは、側面をぶち抜かれ、弾薬庫に引火、大爆発を起こし、輸送船が巻き添えになる。


「た、たった数分で我が海軍の軍艦を3隻も葬るなんて、敵は潜水艦か、どこだ!」

「わ、わかりません!」

ドカーン




シクヴァルは、クラスティクに当たるも、その薄い装甲のせいで過貫通を起こし、そのまま突き破って奥の駆逐艦に当たる。

その駆逐艦は、浸水過多で艦が横転して、そのまま沈没した。



「あ、ああああ」

「ひいいいいい」

「に、逃げろ!180度回頭!機関一杯!」

「艦長、退却ですか!」

「いいから逃げろおおおおおお」




------------------------------

潜水艦ウェルスタン

「離脱艦1隻」

「我が国も逃げる敵を追うほど悪魔ではない、逃がしてやれ、」

「了解。」

「さて、少し艦隊から離れよう、面舵!最大戦速!」

『おもーかーじ さいだいせんそくよーそろー』

「艦長、もう魚雷がありません。」

水雷長がそう艦長に告げる。

この船はもともとオブシウス帝国本土近海で待機するのが主任務だったため、魚雷は防衛用に少ししかもっていないのだ。

「ふむ、巡航ミサイルで仕留めるぞ、VLS発射準備!」

「目標、敵戦艦2隻!」

「てっ!」

背中のVLSより、P-800ミサイルが2発放たれる。

それは海面より勢いよく飛び出て、敵艦に向けて飛行する。


----------------

戦艦バサルト 戦闘指揮所

「空母ライムストーン、沈没しました!」

「なっ!」

「戦艦ラリアライト撃沈!」

「なにいいい!」

司令長官シュミットソンは、衝撃の光景と、絶望的な報告に、耳と目を疑った。

無理もない、最新鋭艦をものの3分で沈めまくる謎の艦、しかも敵が何なのかすらわからない、もしかしたら航空機からの攻撃かもしれないし、潜水艦からの雷撃かもしれない、恐怖がその想像をより大きいものにする。

「レーダー、航空機の反応は?」

「なし、上空オールクリア」

「ソナー員、敵は?」

「反応なし!」

シュミットソンは、机をこぶしでたたきつける。

ゴンッと鈍い音がする。

「ええい、我がオブシウス帝国海軍が異世界人などに負けるわけがない!」

その時、レーダー員が叫ぶ。

「こ、高速飛行体接近!迎撃間に合いません!」

「なに!」

ズドーン

戦艦バサルトに2発命中。艦右に大きな穴を作り、そこから水が勢いよく入ってくる。

「第二兵員室浸水!」

「区画閉鎖急げ!」

「もはやこれまでのようです。司令。」

艦長ミッタークは、司令に告げる。

「ま、まだ負けたわけではな......」

その時、大爆発が起こり、バサルトは火達磨になる。



--------------

潜水艦ウェルスタン 発令所

「目標の撃沈を確認。音のためソナー使用不可。」

「潜望鏡上げ!」

潜望鏡で、艦長は上を見る。

外は地獄絵図であった。

「残存艦艇は、駆逐艦クラスが数隻か、まあ良い、最後に8発、巡航ミサイル、撃ち方始め!」

やがてそれらは残存艦艇1つ1つに正確に当たり、すべてを撃沈させた。

「戦闘用具収め!諸君、ご苦労だった。今日はもう休息をとるように。」

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