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占領下におかれた飛行場には、たくさんのあああ帝国陸軍第23任務大隊の二次部隊が集結していた。
ホバークラフト艇が輸送艦から発進し、飛行場の西側の砂浜に上陸し、装甲兵員輸送車の88式装甲兵員輸送車や89式戦車がぞろぞろ上陸してくる。
それらは駐機場に整列させられた。
ここには、総勢で500数名の隊員が出撃の時を今か今かと待っていた。
Mi-28などアアアチェフやアアアロフが乗ってきたものも武装を補給してまた市街地戦に投入される予定だ。
司令部は、旧管制室に設けられた。
指令室
大隊長アレクセイ・アアアノフは、ロマリア戦での活躍により、この攻撃隊の隊長に抜擢された。
今回は、近代的な軍隊が敵のため、少なくない被害が出るかもしれない。もしかしたら多数の戦死者が出るかもしれない。
一兵たりとも命を落とさせてはならないと、アアアノフは気を引き締める。
やがて、数名の中隊長が入室してくる。
「よし、全員集まったな。これより作戦概要を伝える。」
アアアノフは、空撮写真を棒で指しながら説明を始めた。
「ここが市街地だ、ここを制圧し、この丘の上の総督府を制圧すれば作戦は完了だ。それなりの市街地戦になると思う。諸君らの活躍に期待する。」
あとはなんかいろいろ言って、それで会議が終わる。
「作戦開始!」
アアアノフがそう言って、作戦が始まる。
すでに日は暮れ、基地から出てくる88式装甲兵員輸送車や89式戦車はすべてヘッドライトを明々と照らし、ディーゼルエンジンの音を響かせながら市街地に向かっていった。




