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あああ帝国召喚  作者: あああ
50/104

46

Mi-28隊長機

「散開しろ!対空陣地に対し攻撃を開始せよ!一機も落とさせるな!」

現地人を徴用しているため練度が低く、さらにはレーダーも使えないため頼みの綱の。レーダー射撃もできないため敵の機関砲は見当違いの方向へ飛んでいく。

その瞬間、敵が一斉に対空陣地に『何か』を発射した。

「なんだろうあれ?」

フリッツはどうなるのかを眺めていたら、それらは正確に陣地に着弾した。

たちまち対空陣地は爆発四散して壊滅した。


「お二人とも!早く!走って!」

総督とその他数名は激しくなる攻撃のさなか、自動車から輸送機まで全速力で駆け抜ける。

ズドーンズドーンと敵から盛んに攻撃が加えられ、横の芝生がめくりあがり、土ぼこりが舞う。

やがて輸送機にたどり着いた。

「さあ、手を!」

アレキサンダー将軍が手を取り、総督とその他数名は勢いよく機に乗り込む。

「よし、全員乗ったな。よおし、早く出してくれ!」

エンジンはうなりを上げ始め、速度を上げ、やがてふわっと空へ舞い上がる。

すると間一髪でさっきいた場所にロケットのようなものが当たった。

それを見た総督は床に伏せてガタガタ震えている。

「(ふう、これだから非戦闘員は...)」

アレキサンダー将軍は、そう思いあきれる。

輸送機は速度を上げ、北の方に向かっていった。



さて、2人のいた監視塔は崩れてしまい。戦友のアルベルトとともに地面に強くたたきつけられる。

「痛い!おいアルベルト大丈夫か?」

「いてててて」

アルベルトは残骸に挟まれていたので引っ張って救出した。

「ああ、すまないね。」

「いいよ別に」


『敵襲!敵襲!上がれる機は全部上がれ!』


オブシウス帝国の誇る旧式だがワイバーンごときなら一瞬で葬ることのできる戦闘機。

それらにパイロットたちは対Gスーツもつけずに愛機に飛び乗り、素早く移動させる。

しかし、敵の飛行物体がまたさっきの奴を打つのが早く、機体は滑走路上であっけなく火達磨になってしまう。

「な...」

異世界は弱い敵ばっかりという宣伝は嘘だったのだ。

「敵くるぞ!備えろ!」


Mi-24 機内

「降下用意!」

隊員たちは降下の準備をする。

地面に着陸し、一斉にハッチから飛び出ていく。

「列を乱すな。集団で行動する。周囲の警戒を怠るな。」

インターカムで分隊長の声が聞こえる。

2つの分隊は白い建物のほうに移動していく。


奥では同じような光景が見られている。


やがていつの間にか敵は近くにきており、敵の飛行物体から人が出てくる。

2人はすぐに理解した。敵が強襲上陸をかけてきたのだと。

駐機していた航空機の残骸に隠れてやり過ごす、

「あそこだ!」

アルベルトが指をさす。

あたりはすっかり暗くなっていた。

ダンッ!ガガガガッと味方の銃撃音がするが、敵のタタタタという銃撃の後にはばったりやんでしまう。

横の機体に隠れていた味方はどうやら死んでしまったようだ。

2人は向かいの掩体壕の所へ移動し、うずくまる。

2人を恐怖が襲う

「だめだ、敵のほうの射撃は正確だし、勝ち目はない」

「もう降参したほうがよくないか?」

「そうだな、その方がいい。」

すると、敵の兵士が「出てこい」と叫んでいるので、2人は敵の方を向く。

兵士は銃を向けており、逆らうとどうなるかを一瞬で理解した



飛行場 管制室兼司令部

「こっちだ!」

分隊長が叫び、建物の内部に閃光弾を投げ込む。

声のようなものが聞こえる。

ドアを勢いよくあける、中には兵士がいたが、射殺されてしまう。

その向こうには廊下があるので、両側に分かれて進んでいく。



やがてすべての部屋を制圧し、管制室に突入する。

中には当直の士官しか数名しかいなかった。

その数名は降伏した。

おおかた飛行場の制圧も完了したとのことが


「よし、制圧完了だ。」

「ふう、疲れた。抵抗が激しくなくてよかったぜ」

アアアチェフはため息を吐く。


外を見ていると、作戦が成功したことを表す3発の照明弾が上がる。

順調に作戦は進行していくのだった。


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