スピンオフ2話
第二話 戦地へ
あの演習のあと、部隊は最優秀成績賞を貰い、アアアスキーも成績優秀賞をもらって略賞をもらった。
アアアシティー 陸軍省
会議室ではある作戦について話し合われていた。
隣国のダカダカスタンへの20回目の派兵についてだ。
派兵する戦力は大抵訓練所を出て2年目以上の人員で構成されるのだが、20回も派兵を繰り返していると人員の数が心もとなくなってきた。
そこで軍上層部は全国の成績優秀賞をもつ部隊を多めに混ぜた部隊を編成し、派遣することにした。
一ヶ月後。アアアシティー近郊陸軍基地
アアアスキーらの部隊は、成績優秀なこともあって首都近郊に配備されたが、ある日、全員グラウンドに集まるよう指示が出た。
なんだろうと思い待機すると、突然、気をつけと声がかかった
すると壇上に立派なカイゼル髭を蓄え、勲章をいっぱい胸に下げたおっさんが現れる。
話は長かった。要約すると
優秀なのでダカダカスタンに派兵される事になり
諸君らの力を以て不逞民族共を倒せとのことだった。
そこからは早かった。
翌日には汽車に乗り、汽車の中はすし詰めにされ窮屈な限りだった。
国内の穀倉地帯を走り2日後にはダカダカスタン国内に入った。
現地軍駐屯地
トラックに揺られついた基地は驚くべきものが多数あった。
様々なものを備え付けてある最新式の戦車、4連装の地対空ミサイル、巨砲が敵がいる方の空を睨む自走榴弾砲…
おそらくどれもこれもソビエトから輸入した最新兵器だ。
昔、教官から聞いたことがある。我が国が買う兵器の殆どはソビエト製で、ソビエトは周りの衛星国や同盟国軍には一つレベルを落とした兵器を輸出するが、アアアだけには同じレベルのものを輸出すると。
どれも国内で見たものとは格が違った。
その時、上空をすごい音を発しながら飛ぶ2機の戦闘機を見た。一瞬で頭上を航過し、東の空へ飛んでいった。一瞬だが、すごい大きなミサイルを何発も積んでいたように見えた。
この調子なら今回の派兵が最後だなと思った。




