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グオーン ぐわーん ドカーン
「うわー」
「逃げろ!」
ついに攻撃が始まった。
これまたレンガ造りの弾薬庫はロケット弾が近くに着弾し、大爆発を起こし、隣の弾薬庫も巻き沿いにして爆発炎上している。
湾内に停泊中の異世界有志連合軍のガレオン船には銃撃が加えられ、まだ近代兵器の扱いになれていない異世界人たちは狼狽し、機関砲や機関銃を空や海面に滅多打ちするが、敵機には当然あたりはせず、そのまま沈没するかやはり弾薬庫に引火。大爆発を起こす。
同じくヤマートの艦船も同じような運命をたどった。
巡洋艦や戦艦には魚雷が放たれ、水柱をあげる艦や真ん中で真っ二つになるものも多数あった。
軍港は、さながら戦場と化した。
ヤマートの防空隊の機関砲や機関銃の音が響き渡り、紺色のオブシウス帝国軍機に対して猛反撃が行われる。
オブシウス帝国軍機をできたばかりの飛行場から離陸したヤマートの飛行隊が、追いかける。しかし、練度の差は歴然であった。1つまた1つと撃墜されていった。
基地司令部
「3番タンク爆発!」
「しっかりしてください!隊長殿!」
「A地区3番レーダー大破!」
絶望的な報告が無線からは伝わってきた。
ここは地下。例のごとくレンガ造りのこの建物は目立つので案の定攻撃をくらったので、みんな地下に避難したのである。
「なんてことだ!増援はまだなのか?このままでは作戦に穴が開くぞ!」
「何とか奮戦して20機前後は撃墜したようですが...まだまだですね。」
敵は持ってきた武装を使い果たしたのか、機銃掃射に攻撃を切り替えている。
「第7師団の砲兵隊が付近に到着したそうです!」
「なにっ!」
「今すぐ攻撃を開始するとのこと。」
「わかった。」
近くの丘
「.....あれが敵か。さんざん荒らしよって...そろそろ我々の反撃と行こうか。」
丘には対空機関砲中隊のZSU-23-4 シルカや67式自走対空誘導弾を装備した部隊が集結を完了していた。
どちらも第27戦車大隊の防空隊を凌駕する装備だった。
「1番隊、2番隊攻撃はじめ!」
ミサイルの爆音が響き、発射されたミサイルは獲物を求めて旅立っていった。
オブシウス帝国攻撃隊
「...だいぶ攻撃できたな。そろそろ帰還してもいいころだな。」
すると、後ろの銃座員が
「た、隊長!なんか高速で近づいてくるものが...」
次の瞬間、僚機は一瞬にして火の玉と化し墜落していった。
「な、なんという...」
言い終わる自身の機もそのようになってしまった。
丘
「敵攻撃隊、進路を変更して母艦に戻っていきます。」
「まあひとまず安心といったところだろう。」
基地司令部
「敵の攻撃がやみました!」
「ふう、まあひとまず安心だな、しかし逃がすものか。そろそろ来るはずだが....お、来たようだな。」
上空には黄色で縁取りされた青い星を主翼に翻す航空機。AA-33艦上戦闘機が8機、対艦ミサイルであるKh-31を装備して編隊で飛行していた。
「あああ帝国の航空機だ!」
「頑張れよ!」
「ありがとう!」
ヤマートの兵たちが声援を送っていた。
AA-33機内
「レーダー捕捉!これが敵だな!」
レーダーには青い点が5つならんでいた。
「....機へ、対艦ミサイルによる攻撃を許可する。」
Kh-31Aはアクティブレーダー誘導で飛行し、敵艦に向かっていく。
護衛の艦
「敵航空機?でしょうか?とてつもないスピードで向かってきます。」
「迎撃開始!」
空に向いた機関銃からは、弾幕が張られるが、まったく効果がない。
グワーン
護衛の艦は次々と沈没する。
空母には多数着弾し、1隻が沈没、1隻は大破なるもなんとか自力航行可能であった。
AA-33機内
「敵艦隊の針路変更を確認、作戦終了とする。」
反撃は終了し、元居た母艦へ帰っていった。




