第12話
ロマリア皇国 懲罰艦隊 旗艦エル・シャーメイ
艦長ヨーゼフはあああ帝国懲罰にあまり乗り気ではなかった。
そもそも彼は私利私欲のために動き皇帝陛下に仕えるという臣民の
義務を果たそうとしないアレクサンダーのことが嫌いであった。
しかし従わないと罪になる可能性があったので渋々出撃したわけである。
ロマリア海は皇国の繁栄を象徴するかのように美しく、晴れ渡っていた。
「艦長、早く蛮族どもを蹴散らしましょう。早く魔導砲をぶっ放したいですからね。」
「うむ、そうだな。」
「艦長、あまり乗り気でないようですね。」
副長が疑問に思う。
「いや、昨日食べ過ぎたみたいでな。」
艦長は人はみなたとえ蛮族であっても平等であると説く新興宗教「ルスエバ教」の厚い信者であった。しかしこの前の勅令でこの宗教の信者は裁判抜きで10親等まで死刑と決まったのでそれを悟られないようにしていた。彼が蛮族懲罰嫌いなのはそのためでもある。なのでちかじか辞表を出そうかと考えていた。
まもなくあああ帝国付近です
ロマリア沖
あああ帝国海軍 E-4対潜哨戒機
木造船にレーダーは利かないので目視の監視が国防の任務であった
。
「おい、アアアリャフ明日の休暇どこ行こうか」
「俺は新しくできた本屋にいくぜ」
「でもあそこは店員が冷た....!」
「どうした?
「お、おいあれ見てみろ」
「ん?」
双眼鏡の向こうには大艦隊がある。
すぐに司令部に報告!
モールス信号が響く。




