登場人物紹介 メインキャラクター
折角なので登場人物紹介です。
ルーカス
年齢:17歳 身長:165cm程
赤紫色の短髪に目元の仮面が特徴の魔剣使い。幼い頃にポイニクスによって故郷を滅ぼされて魔剣フェネクスと契約を交わし、ポイニクスへの復讐を誓う。その後、次元の裂け目を通って異世界を渡り歩く旅に出た。
旅の途中で辰姫と出会い、一緒に旅を同行するようになった。戦闘スタイルは剣がメインだが、場合によっては他の武器も扱う。様々な異世界を渡り歩いて来たため色々な道具を持っている。
魔剣フェネクスを使用すると、身体能力が一時的に強化されポイニクスを簡単に一刀両断する程になるが、その分寿命を奪われる。また、フェネクスによって斬られた者は炎に包まれ焼き消されてしまう。
仮面の下の素顔は、フェネクスの影響によって目元には赤と青の血管のような模様が浮かび上がり、瞳の色は金色になっている。そのため普段は仮面を着けており、寝るときくらいにしか外さない。
岩崎辰姫
年齢:16歳 身長:158cm程
茶色がかった黒髪黒眼の少女。髪型はセミロングくらい。漫画や美味しいものを食べることが大好き。甘党。ひょんなことから次元の裂け目を通ってしまい、異世界に迷い込んでしまう。その直後にルーカスに出会い、一緒に旅に同行することになった。かなりの方向音痴で初見の場所は間違いなく迷う。戦闘スタイルは剣。ルーカスに教わってからは自主練を欠かさずやっており、それなりに振れるようになっている。第2章でオベロンの1つ「フラッペ」を右腕に注入して氷の力を得る。それ以後は氷で剣を作り、戦うやり方を取るようになった。しかし、対人戦は不慣れで精神的にまだ未熟な所が多い。
スタイルは割と良く着痩せする方。
チナミ・サエジマ
年齢:19歳 身長:167cm程
茶髪のロングヘアに茶色の瞳のスレンダーな女性。第2章から登場。天空都市マージンで出会った時は独裁者キョウヤに対抗しているレジスタンスの一員だった。両脚に仕込んだオベロン「ボルテージランナー」で電撃を纏った蹴りを放ったり、高速移動が可能。実はマージンの独裁者キョウヤ・サエジマはチナミの実の父親。オベロン「インクステイン」によって狂った父によって目の前で母を殺され、命からがら逃げ出し、当てもなく彷徨っていた所をレジスタンスに拾われその一員になった経緯を持つ。そのため、キョウヤを非常に憎んでいた。
第2章の最後にキョウヤを自分の手で殺し、復讐を遂げたが、その時にはレジスタンスは壊滅状態になってしまい、チナミ、ルーカス、辰姫以外の仲間は全員死亡してしまった。このままではずっと1人で野垂れ死ぬ未来しかなく、新たな人生の目標を探すためにルーカス達と次元の裂け目を通ることにした。辰姫とは仲が良い。
胸は辰姫より控えめでそれを気にしており、それを指摘した者は蹴りで制裁する。
セール
年齢:21歳 身長:176cm程
青髪の長髪に青い瞳をした青年で金色の鹿の角が生えている。第3章から登場。獣人族と人間族のハーフ。植物を操る能力を持っている。また、獣人族の者でも一部しか使えないとされる「獣化」も使うことが出来る。獣化をすると、髪色と同じ青い毛並みをした大きな牡鹿の姿に変わり、広範囲の植物を操ることが出来る他、幻覚を見せることも可能になる。
幼い頃に両親を亡くしてそれ以後ずっと自分の能力を使ったり、自身の角を加工して装飾品にしてそれを売って生きてきた。少し軽薄な感じで喋っているのは彼なりの処世術である。植物の研究も行っており、能力を利用して植物の種を品種改良し、武器として改造したりもしている。
ポイニクス
ルーカスの仇敵であり、ルーカスの故郷を滅ぼした存在。別名「赤い厄災」紅い大きな鳥の姿をしている。炎や熱を操ることが出来る。謎が多く、不死身なのか、ルーカスがフェネクスで真っ二つに斬っても瞬時に再生した。次元の裂け目を作る能力を持ち、世界を渡ることが出来る。また、人間の姿に変身する能力も持っている。
たびたびルーカス達の前に現れるが、ルーカスよりもフェネクスに興味があるようである。
謎の双子
各章でたびたび現れる双子の姉弟。ルーカス同様ポイニクスに因縁があるらしく、ポイニクスを殺すための手札を切ってポイニクスに仕向けようとする。不可解な行動が多く、言いたいことを言い終えると幽霊のように姿を消してしまう。様々な異世界に存在している。ルーカス達のことも手札の1つと考えている。