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第一話☆出逢い☆

普通の女子高生、東原愛美と既婚者体育教師、斎藤信吾との禁断の恋。最初は恋心なんてなかった。そう…出逢ったころは……。

もしも


願いが叶うなら


今を幸せに生きたい


そう控えめに


答えるでしょう…




私の幸せ…


私の青春は






先生一色なんだよ…






先生との出逢い


『運命』と書いて


『さだめ』と呼びましょう






-出逢い-




春とともに新しい生活


今日から高校生


東原 愛美 (ヒガシハラマナミ)


ホントは


第一希望の高校じゃないんだ…


でも高校生になれた


三年間


なんとなくで過ごそう


第一希望じゃない高校に


求めるものなんてなかった



あなたに出逢うまで…




私のクラスは


元気な子が沢山いるC組


担任の先生も明るかった


すぐに友達も出来たし


なんとなくで入った高校が


少しずつ


楽しくなっていった




『ねぇ!お弁当食べよ!』


いつも元気で笑顔な


荒見 理穂 (アラミリホ)


私の一番の友達


一番最初に友達になった


なんでも話せる友達




『うん!』


笑顔で答える




昼食中での会話は


いつも恋ばなか


次の授業の話…




次の授業は…


保健




『保健かぁ〜どんな先生なんだろうね!』


理穂が食べながら話す



『うん、保健って体育の先生でしょ?怖いオジサンじゃない?』


そう私が言うと


理穂が笑う


『そうだね(笑)』




入学してからの最初の授業


この学校にはどんな先生がいるのか


担任意外は


教科担当は知らない




ワクワクもあり


緊張もあった




―キーンコーンカンコーン♪…



昼食の終わりのチャイム




五時間の授業の準備をする



新しい教科書


新しいノート


準備満タン!




どんな先生なのか


どんな授業なのか


ワクワクしていた



そのとき…




―ガラガラ…




『はーい席につけ〜』




大きなはっきりした声


少し低い声


いかにも


体育教師と言う雰囲気


第一印象…


若くて背が高い先生




先生が教壇にのぼり


机に手を置いた


『今日からC組の保健体育の保健を担当する、斎藤信吾(サイトウシンゴ)です。一年間よろしくお願いします』


机に置かれた


先生の手


大きくてゴツゴツしてた


プリントが配られる


そこに書いてた内容


先生のプロフィール




そこで見たもの




―斎藤信吾 (34歳)


妻 ○○

子 ○○




えっ!34っ!



見た目とのギャプ


若々しく見えるのに…


家族居るんだ〜


ふーん……




それだけ


何の感情もなかった


見た目との


ギャプに驚いただけ




自己紹介が終わり


出席確認をし始めた




一人一人の名前を読み上げていく


体育教師ならば


元気がない返事をすれば


普通は注意をするだろう




だけど先生は違った




声が小さい女の子でも


淡々と名前を読み上げた






『東原〜』



『はいっ!』



先生が私を見る


多分顔と名前を一致させたいのだろう


出席簿と私を交互に見て


『東原なっ』


と言って丸をつける


教師はホントに


生徒の名前を覚えるのか…


ましてやただの教科担当


担任でもない


名前を真剣に覚えようとしてくれてるのは


嬉しかったが


期待はしてなかった


だって何百人も生徒がいる


何百人の生徒の名前なんて


覚えられるわけないでしょ?


目立たない女だし…




だけど先生は違った


私の期待を裏切った


あなたは…


先生は


私の名前も組も


覚えてた




私があなたに恋をする日


真夏の8月まで


あと…4ヶ月 ――





読んでいただきありがとうございます!連載してくださいと言うお言葉が嬉しくて連載することにしました。頑張って完結するよう頑張って行きたいと思いますのでコメントなどご意見下さい(^^)v

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