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夏生詩集2

小雪だるま

作者: 夏生

昼にこしらえた小雪だるま

夜になってもまだとけず

ちょっと小首をかしげて

粉吹雪を眺めている


じっとこらえているような

後ろ姿

ご利益ありそうな

悟りっぷり


あなたはなにを見つめているの

ですか?


心の中で

小雪だるまに問うてみた


「仲間が

はりきって舞っているのを

眺めています」


あなたを雪だるまにしてしまって

ごめんなさい


「いいんですよ、おかげで仲間の見事な

舞をじっくり眺めることが

できましたから」


本当は一緒に舞いたかったでしょう

日の光に照らされたら、ともに

艶やかな水となりたかったでしょう


小雪だるまは困ったように

小首をかしげたまま

黙ってしまった










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― 新着の感想 ―
[良い点] 風景が浮かんできます 雪だるまの首を傾げる姿とか。 [気になる点] 句読点と改行で 文章を読んでいるとたどたどしく感じられます。 演出なのかもしれませんけど。 [一言] 首を傾げた雪だる…
2014/02/08 22:05 退会済み
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