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10年目シリーズ

10年目の習性

作者: 日下部良介

結婚して10年。

もちろん妻を愛している。

そして、子供たちも。


久しぶりに同僚と酒を飲んだ。

気が付いたらもう終電がなくなっていた。

財布の中を見たらタクシー代くらいは残っていた。


タクシー乗り場は長蛇の列。

1時間並んでようやく乗れた。

行き先を告げる。

しばし仮眠する。


「お客さん、着きましたよ」

料金を支払いタクシーを降りる。

千鳥足で家まで歩く。

ドアの取っ手に手をかける。

開かない…。


「あっ! 引っ越したんだった」




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― 新着の感想 ―
[良い点] おもしろいですね、オチとの微妙な落差がいいです。
[一言]  うは。  これは悲惨ですね。 社宅に帰っちゃったんですね?  その社宅から奥さんの実家までって遠いのかな? けど、社宅なら誰か知り合いがいるかもしれませんね?  そしたら、知り合いの家に行…
[一言] なんて悲劇! でも、飲んだ後ではなかったけど、出勤でありました。 いつも通り出勤して、異動していたのを忘れていたこと。 もちろん、新しい職場に遅刻でした。 パンクしたことにしました。…
2010/11/16 17:55 退会済み
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