表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

①0022ゼロゼロニャンニャン癒しの番号

さてさて‼️0022(ゼロゼロニャンニャン)最大のピンチ。ビルとビルの狭い隙間。なんと前と後ろから武器を持った悪党達に挟まれた。


挟まれたおっさんは、白いタキシード姿にもっこり黒髪のリーゼント頭、長いもみあげ、そしてタラリと1本たらした太い前髪。しまったという顔で冷や汗たらり。


「ニャンニャン‼️これでお前も終わりだな」悪党達の後ろから赤いタコみたいな顔の親分が登場。白い毛の長い猫を抱いています。「やっちまいな~‼️」


その時です。なんとタキシード姿のおっさんのリーゼント頭がモコモコと動きだしました。長いもみあげは後ろ足。タラリと1本たらした前髪はしっぽ。すくっと起き出し、はげ頭の上でのび~をする黒猫。なんとリーゼントの髪の毛は黒髪だったのです。ひょいひょいと黒猫は壁づたいに登っていき、小さな窓にジャンプした。

「ごめんにゃ、ぬっくん。逃げるが勝ちだにゃん」


「ニャンニャン~‼️待ってくれ~‼️俺の相棒~‼️」

タキシード姿の髪の毛がなくなったおっさんは悪党達に取り押さえられました。

「またしても❗ゼロゼロニャンニャンに逃げられた~‼️」地団駄を踏むタコ親分の頭には怒った白猫がミギャ~‼️


紹介しよう❗人間の言葉をしゃべる世界でたった一匹の黒猫。彼の愛するものは自由と平和とかつおぶし。彼はこう呼ばれている。


0022(ゼロゼロニャンニャン)と‼️


ここは横浜中華街の路地にひっそりとある小さな中華屋さん。てのは表向きで 実は世界の平和を守る何でも屋さんの秘密結社なのだ。


「ニャンニャン、ボスがお怒りよ❗」厨房で忙しそうに皿洗いをしているベリーショートで白い作業着の女の子 リンリンが微笑む。


「何の呼び出しにゃ~‼️」厨房にスタスタと入っていくニャンニャン


「馬鹿も~ん。任務は失敗。相棒のぬっくんは行方不明。忙しくて猫の手も借りたいわ」チャーハンを中華鍋であおりながら、怒ったボスはまるで赤いダルマさんのようです。


「ニャンニャン‼️ある国で新しい漢方薬が2つ盗すまれた。1つ目は全ての毛が抜けてしまうという物。2つ目は全ての毛穴からどんどん毛が伸びてしまうという物。そして同時に使うと飲んだ人は伸びたり抜けたりそりゃ大変。悪用されないように、なんとしても取り返してくれ‼️」


ニャンニャンはボスのツルツル頭の顔と、モジャモジャの毛だらけの顔を想像してニヤリとしました。

「それから、相棒のぬっくんがいないから リンリンを連れて行け‼️あと秘密道具はこれな」ってゼンマイで走る車輪のついたネズミのオモチャをリンリンに渡しました。


「え~‼️こんなアナログな秘密道具~?そして私、皿洗いのバイトなんですけど~‼️」


困った顔のリンリンの頭の上にひょいっと飛びのりました。「さっそく、調査開始だにゃ~‼️」


そしてボボン‼️っとチャイナドレスが似合うハーフツインのお団子頭に変身。

「え~‼️どこ行くのよ~‼️」


さてさて、新しいバディとなった二人は横浜マリンタワーの展望台に向かいます。そこではかつらのアジア大会をやっていて、フロアの中はいろんな種類のかつらをつけた各国代表の人達がいっぱいです。お団子髪にチャイナドレス姿のリンリンも大会に紛れこみました。


「ねぇ、ニャンニャン?なんでかつらのアジア大会なのよ?」ひそひそと頭に変身したニャンニャンに話しかけます。


「毛がはえたり、抜けたりで一番もうける会社が怪しいにゃん」


すると会場からザワザワとどよめきが。かつら協会会長のスピーチです。白いトゲトゲヘアにタコ顔。ありゃりゃ、あの顔は悪党のボスじゃありませんか‼️


「えっへん。世界中には年齢や病気、様々な理由で毛が無くて困ったり、逆に脱毛や毛がはえて悩む人達がいっぱいいるのです。今日、全く新しい漢方薬を世界に発表します。これさえあれば、かつらの無い新しい世界になります❗」


タコ頭の横の椅子には、なんと縛られてぐったりした白いタキシード姿の相棒、ぬっくん。


「この白と黒の2つのカプセルを飲めば自由に毛がはえたり、抜けたり思い次第。さあ、この男で試してみましょう」


白と黒のカプセルを口に入れようとした、その時‼️


ニャンニャンはお団子ヘアから黒猫にブルっと戻って、アジ各国代表の頭の上をひょいひょいとダッシュ。各国のかつらが勢い良く外れて行きます‼️

そして2つのカプセルをタコ頭の手から奪い取り相棒の頭の上に立ちました。


「またせたニャン‼️」


「おのれ、またしても❗しかし、まんまと罠にはまったな」 ニヤリと笑った瞬間、タコ頭の上の白いトゲトゲヘアがお怒った白猫に変身 ミギャ~‼️ 


そして、なんとアジア代表の外れて下に落ちたかつらも猫だったのです‼️


さあ、怒った猫達に囲まれたニャンニャン。もはや逃げ場なしの大ピンチ。


その時です。「ネズミ~‼️」ってリンリンが秘密道具のネズミのオモチャを放しました。勢い良く走るゼンマイネズミを各国の猫達は一斉に目の色を変えて追いかけて行きます‼️


「ニャンニャン、あなたも追いかけてどうするのよ~‼️」って怒るリンリン


「ごめん、ごめん」テヘペロしながらニャンニャンとリンリン、そしてヘロヘロの相棒ぬっくんは非常階段を登って展望台の屋上に出ました。


出たは良いが、ネズミのゼンマイはすぐに切れて我に帰った猫達と偽物の悪党各国代表も屋上に。


絶体絶命。マリンタワーは地上まで105メートル。いよいよ屋上の屋根のはじギリギリに追いこまれてしまいました。リンリンが下を見たら目がくらくら、足が震えました。


「やれやれ、しょうがないにゃん」 ニャンニャンは口に加えた白と黒のカプセルをゴクリと飲んでしまいました。


「おいらに捕まるんだにゃん」ぶわっとニャンニャンの黒い毛が伸び出した。そして毛先が手すりをつかんで、バンジージャンプのよう展望台から飛び出した~‼️


黒髪がロープのように長~~~~~~~く伸びて、無事に地上に到着しました。


「ミッション、完了だにゃん」


「んぐ~っ、またしても逃げられた~‼️」地団駄を踏むタコ親分。頭の上には怒った白猫がミギャ~‼️


人間の言葉をしゃべる世界でたった一匹の黒猫。毛の長さは自由自在。彼の愛するものは自由と平和とかつおぶし。彼はこう呼ばれている。


0022(ゼロゼロニャンニャン)と~‼️


そして、今日も中華屋さんは忙しい。店の前を掃除しながら!怪しげな隣の雑貨屋さんの主人に挨拶するリンリン。隣の主人はタコ頭の親分に良く似てるな~?


おしまい








評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ