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逃げない強盗犯人(未公開作品)

作者: 天川裕司
掲載日:2025/12/08

初めまして、天川裕司です。

ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。

また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。

どうぞよろしくお願い致します。

少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


【アメーバブログ】

https://blog.ameba.jp/ucs/top.do


【男山教会ホームページ】

https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/


【YouTube】(星のカケラ)

https://www.youtube.com/@%E6%98%9F%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%82%B1%E3%83%A9-v5x/videos


【ノート】

https://note.com/unique_panda3782



【YouTubeドラマにつきまして】

無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、

お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。

基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。

創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪

出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬

でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、

どうぞよろしくお願いします(^^♪



タイトル:(仮)逃げない強盗犯人


▼登場人物

本音姫子もとね ひめこ:女性。18歳。女子大生(美大)。

本音修造もとね しゅうぞう:男性。55歳。姫子の父親。資産家。絵描き。

本音加奈子もとね かなこ:女性。54歳。姫子の母親。絵描き。

本音美香子もとね みかこ:女性。17歳(のちに高校卒業)。姫子の妹。

沼川篤史ぬまかわ あつし:男性。40代。強盗常習犯。本編では「強盗」「強盗犯人」と記載。一般的な強盗のイメージでお願いします。


▼場所設定

●本音宅:都内にある豪邸。地下室もある。姫子の部屋は2階。

●街中:必要ならばどれも一般的なイメージでOKです。


NAは本音姫子でよろしくお願いいたします。

(イントロ+メインシナリオ+解説:ト書き・記号含む=3597字)



イントロ〜


皆さんこんにちは。

皆さんが住んでる家はアパートですか?マンションですか?

それとも大きな一軒家?

余り大きな家に住んでしまうと管理が行き届かず、

メンテナンスも大変になるものです。

その延長で、強盗に入られても気づかない…

と言う事があるかもしれませんね。

今回は、ある豪邸に住まう女性のエピソード。



メインシナリオ〜


私の名前は本音姫子。

今年18歳になる大学生だ。


私は都内にあるこの屋敷に住んでいる。

両親とも資産家で、私は長女として生まれた。

妹の名前は美香子。


美香子「ねぇお姉ちゃん、この宿題わからないんだけど教えてくれなぁい?」


美香子は今、高校3年。

昔から出来の悪い子で、

宿題はいつも私が見てあげてる。


姫子「あんた受験生なのにこんな問題も解らないのー?」


美香子「てへへ、ごめんなさ〜い」


まぁ妹の世話を焼くのも大変だ。


修造「これ姫子、お前は今度個展に出す為の絵を描かなきゃならんのだろ?おい美香子、宿題は自分でしなさい。お姉ちゃんの邪魔をするんじゃない」


美香子「はぁい」


そう、私が通ってる大学は美大。


私は確かに昔から絵が得意だった。

父さんと母さんは

私をどうしても絵描きにしたかったらしく…


加奈子「あんたは絵が上手いんだから、その特技を生かさないでどうするの?」


修造「そうだぞ。お前が絵描きになるって言うんなら、父さんも助力を惜しまない」


こんな事を言われ続け私も段々その気になり、

気づけば美大に入学し、

絵描き1本の道を歩む事になっていた。


姫子「有難う、お父さんお母さん♪」


ト書き〈強盗事件〉


そんなある日の事。


加奈子「姫子、大学終わったらまっすぐ帰ってらっしゃいよ?最近ここ界隈もなんだか物騒になってきたから気をつけるのよ」


姫子「だーいじょうぶよ♪じゃあ行ってきまーす」


(事件が身近に迫る)


姫子「え?山田さんの家にも入ったの?」


加奈子「そうなのよ。ちょっと気をつけないといけないわね」


山田さんの家は

私達が住むこの家からすぐ近く。

通りを渡った向こう側の家だ。


こんな身近に事件が迫っていたとは。

私はまだどこかのほほんとしている所があったが、

お母さんはやはり神経質になっている。


姫子「大丈夫よ!滅多な事は起こりゃしないって」


そうは言うもののやはり不安だ。


(不安がる美香子)


美香子「ねぇお姉ちゃん、今日お姉ちゃんの部屋で寝てもいい?」


姫子「え?どうしたのよあんた?」


美香子「うん、ちょっと怖くなっちゃって…」


やはりそんな話を聞いてしまえば美香子も不安の様子。

美香子は元々怖がりだから、何か不安な事があるとすぐ

こうやって私に寄り添ってくる。


姫子「んもうしょうがないわね。いいわよここで寝ても」


美香子「やった!有難う〜♪」


まぁ部屋が広ければ、

それだけ不安や恐怖も倍増するのかもしれない。

美香子はそのままスヤスヤ夢の中。


姫子「さぁて私もそろそろ寝ようかな」


とした時…


ガシャアン!(窓ガラスの割れる音)


姫子「きゃあ!」


いきなり私の部屋の窓ガラスが割れた。


美香子「え!?何なに!どうしたの!」


姫子「い、いきなりガラスが…」


私の部屋は2階。

割れた窓ガラスの破片は下の庭に散らばった。


ト書き〈翌日〉


そして翌日。

警察に来て貰い、いろいろ調べて貰っていた。

昨日はあれから父さんも母さんも起きてきて、

一晩中大変だった。


「もしかすると強盗の仕業かもしれない」


よく言うじゃない。

石を投げてみて中から何も音が聞こえなかったら、

その家には誰もいない。

それを見計らってから仕事に入る…


きっとそれやられたんだ。

私はあれからすぐ父さんと母さんにそう言った。


とにかく非日常的な事・事件が起きたから、

私達のそれまでの日常はガラリと変わった。


とにかく警備を強化して貰い、

警察に守って貰う事を私達は強く希望した。


警察はいろいろ調べていたが、

どうもよく解らない所があったらしい。

不審を感じつつ捜査は進められていく。


ト書き〈強盗〉


それから暫く後。

特に目立った事は起きなかった。


でも私はその間、父さんと母さん、

そして美香子とも口を利かなくなっていた。


理由は大学でのストレスが溜まっていたから。


だから私は預金通帳を調べた。

やっぱり我が家はかなりの貯蓄がある。


父さんと母さんは今は家で働いている。

実は2人とも絵描きさんだったのだ。

だから外に働きに行く事も無い。


美香子は高校卒業したが大学へは行かず、

ずっとニート生活を繰り返している。


加奈子「美香子ー、ちょっと地下室へ行ってズッキーニを箱ごと持って来てちょうだい」


美香子「はーい」


(夜)


そんなある日の夜、遂に私達の家に強盗が入ったのだ。

もう忘れかけていたあの強盗事件。


警察もあれから特に何も無かったので、

「もし何かあればすぐ連絡して下さい」

と言って様子見に徹していた。


まさかそれがこんな形でやって来るとは。


私はいつも通りお風呂に入っていた。

体のアカがどんどん流れ落ちていく。


そしてお風呂から上がりリビングへ行こうとした時、


ガシャアン!


とまた窓ガラスが割れる音がした。


姫子「え?!な、何!?」


またあの恐怖が甦ってきた。

そして私がリビングへ行った直後、

私はそこで恐怖の光景を目の当たりにした。


強盗「くっ…!」


なんとそこに黒ずくめの強盗が立っていたのだ。

そして周りには、血だらけになった

父さん母さん美香子の死体が横たわっていた。


強盗は私を見た途端、すぐ逃げ去った。

私はただ青ざめていた。





























解説〜


はい、いかがでしたか?

それでは簡単に解説します。


途中少し訳の解らない展開があったと思いますが、

それも初めからじっくり見れば解る人には解ったでしょう。


姫子は美大に通い、将来、絵描きになる筈でした。

でもそれは姫子の本当の夢ではありません。


それはストーリー後半の…


「大学でのストレスが溜まっていた」


と言うセリフからも解るでしょう。


親が強引にその夢を叶えさせようとし、

姫子はこれにストレスを溜めていきます。

両親や美香子と口を利かなくなったのもその為。


そんな中、姫子の部屋の窓ガラスが割れる事件がありました。

これもよく見るとおかしなもの。


強盗が家人が居るかどうかを確認する為、

外から石を投げたのなら

ガラスの破片はまず部屋の中にも散らばる筈です。


でもストーリーを見る限り

部屋の中にガラスは散らばっておらず、

庭にしかそのガラスの痕跡は見つかっていません。


これは姫子が部屋の中からガラスを割っていたからです。

つまりは姫子の自作自演。

「自分の家も強盗に狙われている」

と警察に信じ込ませる為でした。


でも警察はこの点に不審を感じ、

何か別の事件があるんじゃないか?

と見た訳です。

窓ガラスを割った物が何かも判っていなかったのでしょう。


でもその後特に何も起こらなかったので、

警察は様子見に回っていました。


そして暫く経ったある日の夜。

本当に強盗が入りました。


でもこの場面でもやはりおかしいですよね。


強盗が家の中に現れたのは、

姫子がリビングに来た直後。


これもまた窓ガラスが割れる音で解るでしょう。

もし強盗が姫子の入浴中に家に侵入していたなら、

わざわざそのあとにガラスを割ったりはしません。

その音のせいでバレる訳ですから。


そしてそのリビングには、

両親と美香子の惨殺死体がありました。


ここまで来ればもう解るでしょうか。


そう、自分以外の一家全員を殺したのは姫子。

理由はストレスによるものと、

遺産を独り占めする為でした。


預金通帳を確認した行動も、

その心理状態から解るでしょう。


姫子は18歳になるのを待っていました。

それは遺産相続できる年齢に達する為。


ですがなかなか良いアイデアが浮かばず、

自分で部屋のガラスを割ったりするなど

杜撰な計画しか立てられません。


そこで感情が爆発したように、

その夜、衝動的に一家を惨殺した訳です。


姫子が入浴中に落としていたアカと言うのは「赤」の事。

つまり血の事です。


一家を殺害した時に受けた返り血を

シャワーで洗い流していた訳です。


更に最後の場面で強盗が逃げた事。


普通なら自分の殺害現場を目撃されたら、

その目撃者を消すのが鉄則です。


つまりその強盗は家に侵入した直後

目の前に血みどろの惨殺死体がまずあり、

その直後に姫子がそこへやって来たものだから…


「この女が殺したに違いない」


咄嗟にそう思って逃げました。


なので強盗犯人は本当に強盗しかしておらず、

殺人には手を染めていませんでした。


殺人者は姫子のみ。


姫子の中にはおそらく

サイコパスの性質が宿っていたのでしょう。


姫子の家は豪邸ながら地下室があります。

死体はおそらくその地下室に隠そうとていたのでしょうね。


最後に姫子が青ざめたのは、強盗を見たからじゃなく、

「自分の犯行をその強盗に目撃されたから」

でした。


両親の仕事場は自宅。

美香子はニート。

家族は皆ずっと家にいる生活なので、

殺害してもバレない…なんて高をくくっていたのでしょう。


でも、それで遺産を相続しようなんて、

やはり杜撰な計画としか言い様が無いですよね。


少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。

サクッと読める幻想小説です(^^♪

お暇な時にでもぜひどうぞ♬


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