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アクアリウムの中の恋人

私は糸を手繰り寄せるように記憶を手繰る。

水族館。あれは4月の下旬くらいだっただろうか。

私は花梨と二人で池袋にきていたけれど、

時間を持て余していた。

「せっかく池袋にきたから池袋でしかできないことやりたいけど難しいね」

「じゃあ水族館でもいかない?あそこクラゲとかがすごく綺麗だよ。」

と花梨が言う。

「水族館ねえ。私は魚は見るより食べるほうが好きだから回転ずしがいいなあ」

「さっきハンバーガー食べたじゃん」

「まあね。でもあそこ恋人とか家族連ればっかりじゃん。場違いかも」

「そんなことないって。行こうよ。」

と言って花梨はわたしの背を押してベンチからたてと催促するので立ちあがる。

立ちあがるとそこで棒立ちしてるわけにはいかないので歩き出す。

歩き出すと必然的に水族館しか向かうところはない。

そうしていつのまにか水族館のチケットを買っていた。

とはいえ暗がりとぼうっと光る水槽に

わたしたちとはかけ離れた奇天烈な生き物がいる空間は

なんだかダンジョンみたいでわくわくする。

花梨は結構真剣に魚を見ている。

水族館のほのかな光に照らされた花梨の目は

いつもより深く綺麗な光をたたえていて

私はその様子に目を引かれ、ただ、眺めていた。

そのまま沈黙がしばし続いたので

「チンアナゴって食べられるのかな。」と話しかけてみた。

「さぁ。アナゴっていうんだから甘だれでもかけて食べてみたら?機会があれば」

「そんな機会ないよ。多分」そういってどちらともなくわたしたちは歩き出す。

「やっぱここさ、恋人っぽい人多くない?」

「比較的ね。」

「恋人が欲しくなってくるよ」

「好きな人できたの?」

「いや、いまだに好きってどういうことかすらわかってないんだけどね。」

「じゃあ恋人つくる意味なくない?」

「それもそうなんだけどさあ。漠然とした憧れはあるんだよね。」

「恋人の前に由香ちゃんが好きって思える人探さないとね。」

「いつか現れるかなあ。運命の人。」

私たちはゆるりと歩調を合わせてまた歩き出す。

「花梨はどう?」

「私もまだ好きってどういうことかまだ分かってない。」

「花梨が好きな人できたらきっとすぐに成就しちゃうだろうね」

「そうだといいけど。」と言って花梨はため息のような一息をついた。

「好きってどういうことかわかるといいね。花梨。」

「由香ちゃんも、好きが見つかるといいね。」

そう言って彼女は水槽のないところで立ち止まった。

「花梨どうかしたの?」

「いざ好きな人が出来た時に備えて練習したほうがいいと思わない?」

「それはできればいいけど」そう言うや否や、私は人肌にぎゅっと抱かれていた。

花梨は私を抱きしめて、私の肩に頭を置いていた。

私はまるで状況を理解できず、ただ硬直していた。

そして花梨はそのまま顔を上げて耳を疑うようなことを言った。

「2人で恋人ごっこしようよ。」

私は徒競走前の緊張感に似た胸の高まりを覚えていた。

しかし同時に達成した喜びのようなものも

次から次へと湧いてくる不思議な感覚だった。

それを花梨に察知されてはいけない。私は本能のようなものでそう思った。

花梨の両肩に手を置いて少し体を離して正気に戻ろうとした。

この内面が出ないようにあくまで自然に

「じゃあ水族館出るまで花梨は私の恋人ね。」と言ったが、

声はどうしたってすこし上ずっていた。

花梨は「嬉しい。」と小さく呟いて自身の指を私の指に絡ませた。

そうやって二人は手を繋いだまま歩き出した。


 私たちは大量のタカサゴがいたり、トラフザメやエイみたいな大きな魚まで泳いでいるここで一番大きな水槽に腰を降ろした。

水槽は天井から照らされた光が水面に乱反射して、

きめ細やか砂の上を木漏れ日のようにゆらゆらと照らしていた。

エイが腹を見せながら私たちの目の前で旋回する。

「最初にエイを干して食べようと思った人すごいよね。」と言った。

「さっきから食べることばっかだね。お腹すいたの?」

と言って花梨はこっちを向いて微笑んだ。

花梨が笑うだけで得も言われぬ喜びを感じた。

これは恋人ごっこが関係あるんだろうか。

ただ、恋人ってこんな会話でいいんだろうかとも思った。

私が漫画で知った知識とは違う。

私は正直にそれを花梨に白状することにした。

「恋人ってどんなこと話せばいいんだろうね。花梨わかる?」

「いつも通りに話してくれればいいよ。話す内容じゃなくてきっと気持ちが大切だから。」

「なんかそれっぽいね。でもロマンチックなこととか言わなくていいの?」

花梨はこっちを向いて転んだ子犬を見たときのように意地悪く、

しかし愛おしそうな笑みを見せた。

「なんなの。ロマンチックなことって。」

「わかんないけど」

「むしろいつも通りでいてよ。いつもの由香ちゃんだから恋人になりたいって思ったんだよ。」

花梨はこんな言葉をすっと差し込んでくる。

「じゃあとびきり普通の私でいくから後悔しないでね!」

「うん。私も普通の私でいくから。」

そう。これが普通の花梨なのだ。だから恐ろしい。

私たちは立ち上がって歩き出す。

すると暗がりの向こうから見知った影が徐々に近くなってくる。

「あれ?悠斗?」

彼は男子三人と女子一人(野球部のマネージャーだったか?)のグループで来ていた。

気づいた彼がこっちにやってきた。

「なんでこんなところにいるんだよ。」

という言葉が彼とハモった。私たちは少し可笑しくなって笑った。

「なんだかややこしい人間関係に巻き込まれちゃってさ。」と言って、

彼は少し明後日のほうを向いて手持無沙汰に頭をかいた。

「そんな人間関係から離脱したいんだけど、俺と一緒に回らない?」

とくに断る理由はないので了承しようとしたけれど、

わたしの手に握られた花梨の手にぎゅっと力が入った。

わたしはハッとして花梨を見た。彼女は眉の間に皺を寄せていた。

私は握られてないほうの手で彼女を引き寄せて強く抱きしめた。

そして悠斗に見せつけるようにして言った。

「今日は可愛い彼女と来てるんだから。あんたとは回んないよ」

悠斗は困惑して眉をひそめた。

「何言ってんのか全然わかんねーよ」

「ほら。複雑な人間関係に戻りな。」

わたしは手で虫を払うような動作をした。

すると悠斗はしぶしぶ戻っていった。握られた花梨の手は弛緩した。

私たちの手の中はじっとりと汗ばんでいた。

こんなに涼しいのにこんなに汗をかいていたのは多分花梨のほうだ。

「私をとってくれて嬉しいな。」

「それはそうだよ。あいつといるより花梨といたほうが楽しいもん。」

「でも怖かった。恋人は失う恐怖とも戦わなきゃいけないんだね。知らなかったよ。」

「ごめんね。そんな思いさせないように頑張るから。」

私たちは彼らに合流しないようにゆっくり歩き出す。

「そういえば花梨って彼氏いたことあるっけ?」

「あるよ。」

「じゃあその時も失う恐怖はあったでしょ?」知らなかったは変だ。

「その人とはね、事情があって付き合ってたんだけど、私その人のこと、好きじゃなかったんだ。」

「そうなんだ。」

じゃあ私のことは好きなの?それは聞けなかった。

もし違ったら、あるいは演技なのを見破ってしまったら、

私は大変なショックをうけてしまうだろうから。

私も怖いよ。何考えているんだろ。恋人ごっこなのに。


 私たちは薄暗い水族館の中でもより一層の暗闇へと足を進める。

そこには壁一面にどこか懐かしい遠い惑星のような

淡い光を放つものが無数に揺蕩っていた。

花梨は何も言わずそれを見据えている。

「花梨クラゲ好きだよね。」彼女は無言で頷く。沈黙が流れる。

私もしばしクラゲを眺める。それは優雅に水槽を揺蕩っていた。

多分一生飽きもせずただ揺蕩い続けるのだろう。

夢も目的もなく。人間には考えられない贅沢な人生の使い方だ。

もう一度花梨を見る。まだ花梨は水槽に目を向けている。

しかしよく見るとクラゲを見ているとは思えないほど、

いや、現実の何かを見ているとは思えない程、

花梨の目線は定点から動かない。私は恐る恐る聞いてみる。

「花梨、楽しい?」

花梨の瞳は微かな揺らぎを取り戻してこちら側の世界に帰ってきた。

「うん。信じられないくらい楽しいよ。」と言って彼女は笑った。

「そっか。今日はすごく大人しいからあんま楽しくないのかなって」

「こうやって一緒にいられる時間をかみしめてただけだよ」

「いつも一緒にいるじゃん」彼女は首を振った。

「今日は特別。だからできるだけ長く鮮明に覚えておきたいの。」

私はスマホを取り出した。

「じゃあ写真にして残しておこうよ。」

と言って内カメラを向けて花梨を抱き寄せた。

内カメラには口をへの字に堅く結んで目尻が下がった

泣きそうな顔の花梨が写っていたような気がする。

しかし撮った写真を見てみたら人形みたいに

端整で手本のような笑顔が写っていたので気のせいかもしれない。

私たちはゆっくりと歩く。花梨はなおゆっくり歩くので私がリードする形になる。

私たちはトンネルみたいな水槽をくぐる。

四方をぼんぼりみたいに淡く光るクラゲに囲まれる。

特に真上にもクラゲがいるのが非日常を感じさせて面白い。

花梨はまた黙ってクラゲを見ている。

いつも通りでいいって言ってくれたけど

いまのところ友達とあんまり変わんないよなあ。

恋人だからすることってなんだろう。

そもそも水族館でできることなんて限られてるし。

その時ある考えが脳裏をよぎった。

キスは恋人がするものだし今できる。

いやいや、ままごとと家事は違うし恋人ごっこと恋人は違う。

でも聞いてみるくらいいいのかな。

でもキモがられたらどうしよう。

私はそんなことをぐるぐる考えていた。

私は落ち着いて順序だてて考えることにした。

もし花梨が私とキスするなんて考えられないとしたらどうなるか。

花梨はきっと笑って茶化してくるはず。

でもきっとそれだけ。私を嫌いになったりはしないはずだ。

私はキスしてもいいか、意を決して聞いてみることにした。

「ねえ。花梨。」

彼女は首を傾げたまま私の顔を覗き込む。

「何?」

きっと水底にも光が届くような花梨の眼差しを受けて

私は恥ずかしくなって顔をそらして

「可愛いね」とだけ呟いた。

私たちは向かい合ったままじっと動かなかった。

しかし花梨はおもむろに私のもう片方の手も握った。

そしてそれを私たちの胸の前であわせた。

「ねえ。由香ちゃん。可愛いじゃなくて好きって言って。」

その合わさった手から力が入っているのがわかる。

私は動揺と緊張でしばし沈黙してしまった。

そうしていると彼女は目を伏せて

「嘘でもいいから」

と消え入りそうな呟きを付け加えた。

私はこの小心で彼女を傷つけてしまったかもしれない。

恋人って私の想像よりずっと繊細で難しいことだなと思った。

でも私は軽率に好きとは言えなかった。

それを言う前と後で私たちは大きく変わってしまう予感がしたから。

「嘘でもいいからなんて言わないで。でも私のタイミングで私から言わせてくれないかな。」

「待ってるね。約束だよ」

彼女はやはり不安そうに目を伏せている。


 そして私たちはしばらく水族館を回って、グッズのコーナーに足を運ぶ。

薄暗かった水族館とは違い、ここは明るく行き交う人々のテンションも心なしか楽しげな気がする。

「こんどはシャチがいる水族館とか行きたいなあ。」

と言って花梨はシャチのぬいぐるみを持って空中を泳がせている。

「鴨シーかな」

「すごく遠いね。」

「でも夏休みになったら一回くらい遠出したいよね。」

「そうだね。絶対行こうね。楽しみだなあ」

「気が早いよ。」彼女の気分もほんの少し楽しげになってきた。

「見て見て。このヘアピンすごく可愛いよ。二人でお揃いでつけようよ。」

と言って彼女はクリオネがあしらわれたヘアピンを私に見せる。

「私、そんな可愛いの似合わないよ。」

「なんでよ。由香ちゃん可愛いのに。」

「可愛くないって。」

「じゃあもしこのヘアピンつけて可愛いって言われたらどうしてくれるの?」

「どうもしないけど」

「どうかしてよ!」と言って彼女は膨れている。

その様子がとても愛らしくて私は少し笑った。

「なんでちょっと怒ってんの。」

恋人同士でも普通にしていればいいって花梨が言ってたけどその通りかもしれない。

普通にしててもこんなに楽しいのだから。

「だって由香ちゃんが卑屈すぎるんだもん」

「じゃあこのヘアピン褒められたら土下座してあげるよ」

「土下座なんて嬉しくないよ。」

そして彼女は顎に手を当てて考える素振りをして言った。

「そうだ!じゃあそのヘアピン誰かに褒められたら私にキスして頂戴。」

私は急激に心臓の鼓動が跳ね上がった。

普通じゃないこともある。

私があんなに葛藤して言えなかったキスしてをこんなにサラッと言えてしまうんだからやっぱり花梨は恐ろしい。

「そんな勝負しないよ。」

と言ってヘアピンを元の場所に戻した。

考えるだけでこんなにドキドキしてしまうんだから、

キスなんてしたら耐えられないかもしれない。この勝負は引き受けられなかった。

「ケチ!」と花梨は不貞腐れている。

妥協案として私たちはクラゲのペアストラップを買って、

二人でバッグにつけようということになった。


 私たちは外にあるマリンガーデンへ出た。

いつの間にか外は暗くなって水族館内のファンタジックな余韻を残していた。

花梨はまた、次第に口数が減っていき、歩む速度もゆっくりになっていった。

アザラシを見てもペリカンを見ても何も言わない。

そしてカワウソをじっと見ていた花梨がようやく口を開いた。

「やっぱり恋人って気持ちが大切なんだよね。」

「うん。」

「由香ちゃんも私と同じ気持ちを共有してくれていたらすごく嬉しい。」

「きっと同じ気持ちだよ。私達。」

「由香ちゃんは優しいね。」

その声はすごく小さく、行き交う人々の声や雑踏にすぐに溶け合ってしまった。

そして最後の水槽にきた。

野外に壁から空までアーチ状につくられた水槽はとても開放感があり、

ペンギンが東京の夜を自由に泳いでいた。

「ペンギン可愛いね。」

「うん。」

「こんな可愛い手でよくこんなに泳げるよね。」

「うん。」

彼女はなお口数が減ってしまっていた。

しばし何も言わずに二人でペンギンを眺めた。そして私たちは出口へ向かう。

しかし歩き出した私に対し、

花梨が動こうとしないので繋がった私たちの手が張り詰められる。

「どうかしたの?」

うつむいていた花梨は顔を上げて私を正面から見た。

彼女は覚悟を決めたみたいに眉がきりっと上がっている。

「私ね。恋人っていう関係は好きじゃなかったの。恋人っていう関係がこの世からなくなればいいのにって本気で思ったことがあるくらい。」

花梨の声は切実さを備えていて、私たちの間にピーンと張り詰めた空気が流れる。

ペンギンだけがそんな緊張知る由もなく、自由に泳ぐ。

「でも今日はすごく幸せで…もっとずっとこうしてたいなって思って…」

花梨はなにかにすがるように目線がキョロキョロと動く。

「由香ちゃんは、私のことどう思ってる?」

私の気持ちが花梨と一緒だと嬉しい。ずっとこうしていたい。

もっと色んな場所に行ってもっと色んな花梨の顔を見たい。そう思っていた。

「今日ね。花梨と恋人ごっこをしようって言われた時本当にドキっとしたんだ。それで恋人として私の横を歩く花梨は本当に可愛くて、私がもし男だったら本当に付き合いたいくらい。」

その時今まで繋いでいた私たちの手を花梨のほうから離した。

一気に冷えたような心地がした。

花梨は笑って「そっか。ありがとう」と言ったが、

その唇は微かに震えているのが分かった。

それからの花梨は口数が増えた。そして笑うことも増えた。

しかしもう一度手をつなぐことは決してなかった。

そして花梨が先導して私たちは水族館を出て、恋人ごっこは終わりになった。

サンシャインシティを出て、

私たちは目的のわからぬ大量の人たちが行き交う外の世界に戻ってきた。

いつも通りの私と花梨。また同じ友達という関係に戻ったはずだけど私たちの関係は完全にはもとには戻れなかった気がする。

私たちはいつも通りクラスメイトの話やテストの話をして改札で別れた。

小さく手を振っている花梨を見ていると愛らしいけれども寂しい気持ちになった。

改札へ向かっていたが、あんまり寂しいので振り返る。

花梨の小さな背中はなんだかより小さくなったように感じた。

花梨もなんだか寂しそうに見えたのは自分の気持ちに引っ張られすぎだろうか。

結局花梨に好きって言えなかったな。約束だったのに。

そんな気持ちを抱えながら私は帰るのであった。

これが花梨と数時間恋人だった時の思い出。

今思い出しても懐かしいような寂しいような複雑な感傷が押し寄せてくる。

私は思い出と一緒にそっとクラゲのストラップを引き出しにしまい込んだ。

彼女が悠斗の浮気相手になった時、

私はスクールバッグにつけていたこれを外して引き出しにしまいこんだ。

花梨はなぜあんなことをしたんだろうか。

私はずっと花梨が一番大切だったのに。

花梨もきっとそうだと信じていたのに。

私は電気を消してベッドに潜り込んだ。

でも今日はきっと寝れそうにない。

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