仕事を辞めるかどうかの話
仕事の愚痴を吐き出したくて書きました。
心の声がだだ漏れで汚い言葉もあります。
心が疲れている方は更に疲れが増すかもしれませんので、ご注意下さい。
最近、会社辞めたい熱の上昇が著しい。
もともと家で引きこもっていたい願望が強い私。
生活に困らないお金があれば、迷うことなく引きこもり生活に突入したい。
宝くじでも当たれば「それじゃ!」と言って速攻で会社を辞めるのに。
いや、まてよ。いつでも辞めれるという心の余裕で会社に行くのが少しは楽になるかも!?
なーんて考えながら今年もサマージャンボ宝くじをバラで10枚買ってみた。
結局は毎度300円にしかならないってわかってはいるけれど・・・。
だって「夢」見たいじゃん。
社員10名。
人間関係が悪いのはどこも一緒だろうと思うけど、
上司に対するアピールは抜かりないのに、役職下の人間には圧がすごい人。
どうみても仕事していないのに「忙しい」が口癖の人。
表面上は「みんなと仲良し」風を装って裏でめっちゃ悪口を言いふらす人。
(↑こいつは上司へのアピール抜かりなしと同じ奴)
24歳で今の会社に転職して16年。
入社当時は「なんてみんないい人なんだ!」と思っていた。
徐々に「おや?なんだかおかしいぞ」という事に気付き少しずつ距離を取っていたところ、それが上司へのアピール抜かりなし男(10歳年上男)に気付かれてしまい「キンモクセイが会社を辞めるまで俺は威圧的な態度を取り続ける」宣言をされてしまった。
「俺、こんなこと言ってるけど別にキンモクセイのこと、嫌いじゃないから」と謎の言葉を残し去って行った彼は宣言通り威圧的な態度を取りはじめた。
なにか気に入らない事があれば「おい、キンモクセイ!ちょっと来い!」と大声で呼びつけたり、仕事だからとか関係なく必要な情報は隠され、行事からは外されメンタルが追い込まれた結果、私の心は闇へと飲まれ陰鬱な日々となった。
夜寝ると朝が来て、朝が来ると会社に行かなきゃいけない、と寝ないようにしたり、今思えば私きっかけで夜と朝が切り替わるわけがないのはわかっているけれど、どうしても寝たくない。
睡魔との戦いで頭痛がすごくて気絶するように意識飛ばし、結局朝になっている毎日。
会社に行く道中でアピール抜かりなし男がチャリ通勤しているのを見れば「こいつさえ、いなければ・・・」と、車をぶつけてやろうかと思ってみたり。
(結局、こいつの血で自分の車が汚れるなんてあり得ないと思ってやめた。今、文字にしてみると私ヤベー奴じゃん)
会社に行ったら会社爆発してなくなってないかなー。
なんて思ってみたり、でも当たり前に会社があると「ちぇっ、あんのか」と舌打ちしたり。
しかし、10年ほど続いた陰鬱期がついに終了した!
今年アピール男と同じ役職になり、これまでが嘘のように嫌がらせがなくなったのだ。
この間にも会社を辞めたかったけど、やりたいこともないし、お金もないしで結局辞めずによく続けたなーとなんだか感慨深い。
そんな日々を乗り越えたのに何で会社辞めたい熱が上昇しているのかと言うと、
4月に転職してきた同じ歳(40歳)の部下の存在がでかい。
社員が辞めていき穴埋め方式で人事異動が行われた結果、課に一人となってしまった私。
繰り上げ式で課の責任者になったのだが、これまで3人態勢だったのに一人で仕事をぶん回す事になり、さすがに一人は厳しいだろうという事で採用活動スタートとなったのだ。
世の中、どこもかしこも人手不足のなか自分で言うのも悲しいが、うちの会社に来る人なんて他で不採用になった人ばかり。そもそも応募すらない日々。
応募があっても面接すると「こりゃ、他でも不採用になるよなー」という人ばかりで、社長からは「うちの会社に来る人に期待しちゃだめだよ。人間性がよければそれでいいじゃん」と言われる始末。
あー、だからうちの会社って人数少ないのに碌でもない人ばっかなんだーと実感しつつ、まあ、私もそんな会社で16年働いているから碌でもない人間なんだろうな・・・って落ち込んだりもした。
採用活動の結果「仕事覚えはよくないだろうが、真面目そうで人間性も悪くないだろう」という点のみで私を含め面接担当4名が採用でいいんじゃないかという事で同じ歳の部下ができた。
しかし、彼は想像をはるかに超えて仕事ができない。
作業手順を伝えると「はい」と言いつつ最初っから全く違う事をしてしまう。
何度も同じ事を伝えてるのに毎度初めまして感が漂うため、私の伝え方が悪いのか?と悩む日々。
折り目をつけた紙をまっすぐに切れず、ハサミの使い方を教えたもののそれでもダメでガタガタの切り口を見るたびに何故か涙が出そうになる。
一人で仕事をぶん回していた時が懐かしい。
忙しくても仕事効率は今よりもよかった。部下はできたが仕事分担ができない。
「私ってこんなに仕事できなかったんだ」と自己嫌悪に陥り、仕事で何かをして「ありがとう」と言ってもらうたびにウルウルと涙腺が崩壊してしてしまう。
部下の仕事ぶりは周囲から見ても明らかなようで、他部署のパートさんに「大丈夫?」と心配されるようになってしまった。
なんと申し訳ない事態。
私の指導力がないばかりに、そもそも採用してしまった責任もあるし、何より自分の見る目のなさにもうんざりする。
パートさんたちは時給制で、どう考えても給料は部下の方が多い。
なんてこった。
仕事ができない部下の給料をパートさん達に均等割したいが、それもできない情けなさ。
社長が「俺は彼を不採用にしたんだけど、キンモクセイさんが絶対この人がいいって採用したんだよ」とパートさん達に言いまわっていると聞いた日にゃ「あー、責任ってこうやって押し付けられるのかー」と天を仰いだ。たしかに、採用でいいと思うとは言ったけど誰も反対してないじゃん。
部下の入社から5か月。
先日、衝撃の言葉を社長から聞いた。
「最近、パワハラみたいなものを受けている」
そう部下が言っていた、と。
パ、
パパ、
パワハラ!?
私は自分の性格の悪さを自覚している。
負けず嫌いでプライド高し。
上から目線で妬み嫉み心も持っている。
だから幾重にも猫をかぶり、謙虚な自分であろうとしている。
口も悪いもんだから脳内フィルターをこれまた幾重にも装備し、浮かんだ言葉をフィルターに通して少しでもきれいな言葉を発している。
部下は前職でパワハラを受けていたと言っていたため、そう感じさせないように通常装備の脳内フィルターにプラスして濾過度の高いフィルターを追加装備し、99.9%濾過されている状態で、もう頭に浮かんだ言葉は原型をとどめてないんじゃないか?ってくらいにしているのに・・・。
そういえば、ミスをしたりわからない事があっても何も言わない部下に、
「私に話ずらい理由ってありますか?」
と、聞いたところ
「怒られると思って」
と、答えが返ってきたことがあった。
それを聞いて脳内に浮かんだ言葉は、
「クソガキじゃあるめーし、なんだその理由。つーか、怒ったことねーし。
40の大人が怒られると思ってってふざけんじゃねーよ。恥ずかしいと思わねーのか!」
だったが、瞬時に濾過され口から出た言葉は、
「あ、そうなんですね。すみません、自分じゃ気付かなかったんですけど・・・。これまで私に怒られたと感じたことありましたか?」だった。
部下は「いえ、一度もありません」と答えた。
そりゃ、そうだろうよ!
はらわた煮えくりかえっても、培ってきた猫かぶり&高性能フィルターで纏う空気ですらコントロールしてるんだからよ。
怒られたことが一度もないって、だったら理由になんねーじゃん。
ふざけ散らかしやがって。
え?という事はコイツ、仕事でミスった時は怒られるのが嫌だから報告しないってことか。
信用できねー。
脳内が汚い言葉で汚染されつつ、
「あの、怒られると思っても何かあれば報告しないとそのままにしておく方が後々大変な事になるので、私に言いづらかったら他の方にでもいいので教えてくださいね」
と、濾過度99.9%の言葉を伝えると「いま、怒られていると感じます」と部下は言った。
・・・
・・・うそだろ、おい。
これで怒られてるって。
いや、まてよ。
どう感じるかは受け取った人次第だってコンプラ関連の話で聞いたことがある。
いや、でもさ。
これで怒られてるって、どうすりゃいいんだ?
声のトーンも決して低くないし、言葉も濾過済みだし、纏った空気はここ草原ですか?ってくらい爽やかだし、って全部自分が感じてるだけで、相手にとっちゃ違うのか。
もう、どーすりゃいいんだ! ってことが確かにあったけども。
それでパワハラか。
パワハラって言われるのか。
あー、どうせパワハラって言われるならその時にでも脳内フィルターぶっ壊して、ふざけんじゃねー、って胸ぐら掴んで言ってやりゃよかった。
世の管理職の人たちってこんな事が日常的にあるのかな?
どうやってそれを乗り切ってるんだろう?
あたしにゃ、ちょっと無理そうだな。
そんなこんなで会社辞めたい熱が急上昇中。
今じゃ、朝会社に行って駐車場に停まっている部下の車を見ると、
心臓がバクバクして「あー、今日もいるのか」とテンションがだだ下がる。
そんなんじゃ、ダメだってわかっているけどさ。
あー、宝くじ。当たんねーかな。




