夢響く夜に貴公子は夢中に吏を紡ぐ
陽だまりに
貴公子の夢を見た
何故
急ぐ
走る者の憂鬱をヒトツの色に変えし者
空に舞う
きれいな雲よ
計り知れない孤独が貴公子を強く動かした
逢いたい
全て
壁もなく
線もなく
逢いたい
奮い立たせた
生命ライン
愛はあの日から動けない
樹木に無を感じ
アクセルをより深く踏ませる
人々に素直に会いたい
時間
あなたの心に嘘はない
手を握る
ふと
自分以上に愛した人だと
人間快楽
足跡に
さらば
白い壁
忘れえぬ言葉達
無情と机上のリクエスト
逢いたい
交差点をあなたと歩いているような気がして
人々は皆
あなたは
きれいになった
ふと
感情を触り
言葉を見つける
ラインを越えて
あなたが座る
あの席に
心からの想いを載せて
さあ
はじめよう
生きるという心のはじまりを




