資格試験編⑬〈試験前日〉
「じゃあ俺は任務を終えたから行く。この試術場と資料室は好きに使え。」
こうして、資格試験までの一ヶ月、3人はより強くなるため、各自訓練を行うこととなった。
1ヶ月後の資格試験前日
学校のチャイムが鳴る。
昼休みの時間だ。
3人と今井は屋上で集まっている。
「私の任務も今日までねー!長かったわ!」
「てゆーかおまえ、なんでフォース隊員ってバレたのに潜入続けられてんだよ。」
「今では学校側も公認の見張り役よ。」
「なんだよそれ」
「でもナツミさんがいなくなると寂しくなりますね。」
「私もだよーチアヤちゃん。」
明日は資格試験当日!あんた達も頑張んなさいよ!」
「おう!」
「ちなみに今年はかなりレベルが高いって噂よ。」
「そうなのか?」
「ええ、フォースの支部毎の推薦枠はもう開示されてるんだけどね。すでに知ってる名前もいくつかあったし。」
「へっ望むところだ。どんなやつでも負ける気がしねぇ」「訓練して強くなりましたしね!」
「あんた達にも負けないから!」
「あなた達が同期じゃなくて良かったよ。」
そんなこと言いながら今井が立ち上がる。
「じゃあ私の任務はここまでだから!」
「え?午後の授業は?」
「特殊精製術師の資格は協力団体としてフォースも絡むから前日は忙しいのよ。
あなた達との2ヶ月楽しかったわ!
あなた達の強さは私が一番知ってる。明日は頑張りなさい。
明日合格してフォースに入隊すれば、先輩後輩の立場になるけど、私にとっては弟妹みたいなもんだから、何かあればいつでも頼りなさい。」
今井はこの2ヶ月の日々を頭の中で振り返る。
そして、3人に手を差し出す。
「明日の晴れ舞台楽しみにしてるわ」
今井と3人は順番に握手をする。
2ヶ月続いた今井の任務もようやく終わりを告げたのであった。




