資格試験編⑦〈救いの手〉
今井は満身創痍の状態ではあるが、なんとか土門を倒すことに成功する。
今井は支部へ報告しようと通信機をとる。
「まだ終わってないぞ?」
今井は立ち上がった土門に背後を取られる。
「なっ!?」
そのまま拳を今井に叩きつける。
吹き飛ばされる今井。
土門はふーっと息を吐き、少しづつ今井に歩み寄る。
「クラフト:金剛槌」
土門は金色のさらに大きな槌をクラフトし、今井に向かって振りかぶる。
「くっクラフト:囚人の鉄球」
今井もすぐに鉄球をクラフトし、大槌を振りかぶる土門に放つ。
土門が大槌を振ると、すぐに今井の鉄球とぶつかる。
次の瞬間、今井の鉄球は粉粉に粉砕され、その破片が今井を襲う。
両手で防御するが、破片が当たり、今井の体に傷が付いていく。
膝をつく今井。
そして今井の目の前まで来る土門
「もう終わりかぁ?」
ニヤリと笑いながらそう告げる。
そして、万策が尽きた今井の首を片手で持つと、そのまま持ち上げる。
「うっ」
今井は両手で土門の手を解こうとするが、外すことができない。
「このまま死ねぇ」
(あの子達..そろそろ逃げれたよね?もう..大丈夫..)
今井は諦め、両手をだらんと下げる。
そのときだった。
「クラフト:鉄柱」
今井の背後より鉄の柱が土門めがけて伸びていく。不意をつかれた土門は鉄の柱に直撃し、そのまま奥の壁に打ち付けられる。
「あなたたち..なぜ」
「てめぇ、覚悟はできてんな?」
そこには白金、烈島、志野川の姿があった。




