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クラフト&バトルの物語[CRAFTERS]  作者: 道ノ進
第一章: 潜入水神会編
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潜入水神会編⑮〈赤き力〉

それから5分ほどが経過したが白金が水上に姿を現すことはなかった。

「ふ、死んだか..ん?」

水時はあることに気づく、急に地下室に溜まっていた水の量が減り出したのだ、

水面の高さはどんどんと下がり、柱は徐々に露出していく。

そして時間が経つと全ての水が無くなった。

床が見えたのだ。

その床には白金が横たわっている。

ゴホゴホッ

咳をして、水を吐き出している。

「へへ、なんとか生きてる..」

体制を起こし、膝つきながら笑う白金


水時は周りを見渡す。

「排水口が破られている」


「俺がこの部屋に入った時、水溜りがいくつかできていた。きっと前にも水を一定量溜めたことがあると思った。

それなら、排水口があるはずだと思ったんだ」


白金は渦潮で水の底まで引きづり込まれた後、周りを見渡し排水口を見つけ、残った力で排水口を破壊したのだ。


「ははは、生き延びたのは良いが、状況は変わっていないぞ?

もう精製力は残っていないんだろう?」

「..くそ」

白金にはもう一回のクラフトを行う分の精製力すら残っていなかった。

「ふふ、お前を殺した後、お前の仲間も全員あの世に送ってやるから安心しろ」

そういうと手のひらを白金に向ける。

「そういう訳にはいかない..

もう精製力は残っていないが、言い出しっぺの俺が諦める訳には..失敗する訳にはいかない

精製を使えなくなっても、しがみついてでもお前を倒す。」

そういいながら白金は立ち上がる。

白金の目には未だ光が灯っている。


「お前は何なんだ!!」

そういうと、水時は高威力の水弾を白金に向かっては放つ。

水弾は白金に当たり水飛沫と土埃が舞う。

土埃が晴れるとそこにはクラフトした鉄壁で水時の攻撃を防いだ白金がいた。

「これは..?」

白金の体は赤い光に包まれている。

「なぜクラフトを使える..?

それに何だその光は?精製の光は青色のはずだ」

「何だか知らねーけど、力が戻ってる..。」

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