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その元殺し屋アニメリアクター、異世界生活につき  作者: 横橋里美
一章、その元殺し屋アニメリアクター、昔の組織のゴタゴタに巻き込まれるにつき
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伯爵その2

○地下の伯爵邸武器庫兼射撃場兼武道場兼制作工場



そこは広い灰色の空間、


壁に多数の武器が並んでいて、


工具らしき物や


材料らしき物がある。



その向かいには、


射撃場があり、


射撃と的の間に武道場がある。



伯爵は、


工具らしき物の


手前にある棚から


銃と銃のアタッチメントと


グローブを出す。



伯爵


「まずこれが


途中の三道具


ショックグローブと


AI銃と


アタッチメントの

小型誘導ミサイルだ」



ロッドは、


銃を手に取る。



伯爵


「その銃は


君にしか持てない。



他の人は打つ事ができない。



AIに命令する事で


二連射撃


三連射撃


消音モードと自由自在であり、


先端に内臓されたカメラから


映像が写し出される。



そしてアタッチメントをつければ


小型誘導ミサイルが撃てる」



ロッドは、


真横に銃口を向ける。



サングラスに、


銃口の上についている小型高性能カメラの映像が


写る。



射撃の的を見ないで


銃を打つ。



的の中心近くに当たる弾丸。



ロッド


「フォン、二連射撃」



サングラス


「イエス、マイロード」



再び銃を打つロッド。



先ほどの的の隣の的に、


弾丸が2つ当たる。



ロッドは、


銃にアタッチメントをつける。



またもや真横に銃口を構える。



銃口の下部のアタッチメントから、


小型のミサイルの弾が出てくる。



更に隣の隣の的が、


的ごとに破壊される。



黒いグローブをはめるロッド。



手を掴んだり話したりする。



ロッド


「そんなに違和感ないね」



伯爵


「当然、


ほれデコピンしてみろ」



伯爵は、


釘が甘く刺さり、


五センチほどヘッドを出した板を


ロッドに渡す。



伯爵


「釘の上をデコピンするんだ」



釘の頭をデコピンするロッド。



釘が一撃でめり込む。



伯爵


「そのグローブは、


パワーと固さだけではなくて


電流も流す事が可能だ。



パワージャケットと併用すれば


まず格闘戦で負けない」



ロッド


「なるほど、


パワージャケットは


腕に負担かかるからな。



さっき手首痛めたばっかりだ。



あんたにしては


駄作だと思っていたよ。



どうやら、


セットじゃないと


使えないみたいだ」



笑う伯爵。



伯爵


「そしてこっちが残り2つ」



ロッドは、


伯爵から黒いリュックと


黒いレインコートを渡される。



ロッド


「リュック?


レインコート?」



伯爵


「このリュックは


日光や、


歩いたり、


心臓動かしたり、


振動したり、


あらゆる要素で


発電されるバッテリーが


積み込まれている。



つまり


七つ道具の発電を


常に任せられる。



他にも、


ライトや、


体温調整機能も


内臓されていて、


クッション機能も高い。



そして


レインコート…



レインコートの表面に


3D投影などできる。



一人の特定の相手から視認できず、


透明人間として動く事ができる。



とりあえず、


バックの中身を


リュックに入れ変えて


置いてくれ



ロッドは、


バックを下ろし、


伯爵からもらったリュックに、


荷物を詰め替える。



ロッド


「伯爵…


組織の事でなにか知らないか?」



伯爵


「組織?


君が所属していた?」



ロッド


「そうだ」



伯爵


「特に聞かないかな…


何かあったの?」



ロッド


「うちのエージェントで


グラマラスってのがいるらしく



そいつが


敵対組織に


エージェントのリストを売ったらしい



何か情報あればと思ったんだが…」



伯爵


「そんな事になってんの?」



ロッド


「ああ、


じゃなきゃ残りの道具を


取りに行かないよ」



伯爵


「OK


こっちも調べておく」



ロッド


「すまんな」



ロッドは出口に向かって歩く。



伯爵


「ブロンドビューティー…送ってやって」



金髪美人


「わかったわ伯爵」



金髪美人のブロンドビューティーが


出口までロッドを送っていく。

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