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その元殺し屋アニメリアクター、異世界生活につき  作者: 横橋里美
一章、その元殺し屋アニメリアクター、昔の組織のゴタゴタに巻き込まれるにつき
3/33

襲撃

○午前1時43分…

ロッドの部屋



ロッドは、


窓から


ニューヨークの夜景を


見ている。



くしゃみをするロッド。



ロッド・モノローグ


「そろそろさみぃーな」



立ち上がり窓を閉めるため


窓際の牛乳の入ったコップを取る。



高い音と共に、


壁に飾ってある


ロゼから捕まる異世界生活の


アニメマグカップが割れる。



ロッド


「ワァット?」



振り替えるロッド。



中月先生から貰った


大切なマグカップが


割れている。



ロッド・モノローグ


「スナイパーだと?」



ロッドは屈み、


窓枠の下の壁の部分に、


隠れる。



ロッドは、


下から手を伸ばし


カーテンを閉める。



ロッドは、


割れたマグカップをもう一度見る。



ロッド・モノローグ


「中月先生に貰ったマグカップが…」



頭を抱えるロッド。



ロッドは、


椅子から


クッションを取り外し、


部屋の奥へ投げる。



スナイパーライフルの射撃で


クッションに穴が開く。



クッションの中身が、


部屋に飛び散る。



ロッド


「チッ、良い腕してんじゃねーか」



ロッドは、


外したサングラスを


再びかける。



ロッドは、


ポケットから


スマホを取り出す。



ロッドは、


スマホに話しかける。



ロッド


「フォン、サングラスモード」



スマホ


「イエス、マイロード」



ロッドのサングラスのレンズに、


ヘローワールドと出る。



スマホをしまうロッド。



ロッド


「フォン、部屋の電源落とせ」



サングラスのつるから、


骨伝導でロッドに声が聞こえる。



サングラス


「イエス、マイロード」



ロッドのサングラスのレンズに


家電アプリの画面が出る。



部屋の電源が、


オールオフと表示される。



部屋の


明かりが消える。



ロッド


「フォン、暗視ゴーグル」



サングラス


「イエス、マイロード」



サングラスが、


暗視ゴーグルの機能を持ち、


暗い中、


部屋の中身が見える。



ロッドは、


ゆっくり屈みながら、


奥の壁の方へ歩く。



ロッドは、


ヘミリアとヘムの


大きなポスターの前にいく。



ロッド・モノローグ


「俺の知る一部の狭い世界じゃ


ヘム派、ヘミリア派と

議論になってるが…


俺はハム派なんだよな…


いや今は、

今はホットー派なんだが…」



ロッドは、


目の前のポスターを剥がす。



ポスターをはがした所の壁に、


穴が空いている。



穴の中には、


ショルダーバックがある。



そのバッグを持ち、


バッグを開ける。



バッグから、


ベレッタを取り出し、


背中とジーンズとの隙間に


入れる。



ロッド・モノローグ


「ウップ…


最近、


ドーナツの食いすぎで


苦しいぜ」



そして


バッグから、


腕時計を取り出すと


腕時計をつける。



バッグから


ジャケットを取り出す。



ジャケットを着て、


バッグを背負う。



割れたアニメマグカップの所にいく。


マグカップの破片を拾う。



ロッド・モノローグ


「親愛なる中月先生、


あなたから頂いたマグカップが、


割れてしまいました。



私は、


あなたの愛を受けとりたい。



でも、


私の知っている小さな世界が


それを許さないのてす



私は


この殺戮と硝煙の世界から


抜け出せないのでしょうか?」



机からサングラスのケースを取ると


マグカップの破片を


サングラスのケースに入れる。

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