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その元殺し屋アニメリアクター、異世界生活につき  作者: 横橋里美
第二章、その和風異世界召喚、死に戻りにつき
16/33

森の中の建物その2

○神社の奥の屋敷の森



森の中、


ロッドに向けて


弓矢を構える東洋人の女。



東洋人の女


「むっ…お主…異人か…」



ロッド


「キャンユースピークイングリッシュ?」




東洋人の女


「異人の言葉はわからんが


その構えているものは鉄砲か?」



近づこうとする東洋人。



ロッド・モノローグ


「この金持ちチャイニーズ


英語しゃべれねーのか?



いや?


テッポウ…アニメで聞いた事あるな


ライフルの事だ



ってことは日本語か?」



ロッド


「イエス…テッポウ…OK?」



東洋人の女


「フム、通じたようじゃな


で…鬼火を一緒に連れて来たのか?」



弓矢の構えを解き、


右側を指指す東洋人の女。



ロッド・英語


「そんな初歩的な手で


目線はばすわけないだろ?


バカにしてんのか?」



東洋人の女・日本語


「すまぬ


何を言ってるかわからん」



ロッド


「丼ムーブ❗️」



東洋人の女


「はー、もうええ」



東洋人の女は、


再び矢を構えて、


矢をロッドの右奥の方へ


向ける。



ロッド・モノローグ


「この女…


明後日の方向へ矢を放つつもりか?



いや、


フェイントで俺を射るつもりか?」




「パン」



矢が放たれる前に、


ロッドは、


発砲して、


女の肩に当てる。



女の肩から血が出る。



東洋人の女が苦悶の表情。



東洋人の女


「なにするんじゃ❗️」



腰の刀を抜こうとする女。



ロッドは、


ももにも発砲する。



たおれこむ東洋人の女。



東洋人の女


「うぐっ❗️おのれ❗️」



ロッド


「シャラップ❗️


怒鳴るな❗️」



倒れながら、


ロッドの右奥の方を見る東洋人の女。



チラッと女の目線の方を見るロッド。



すぐ顔を戻し東洋人を見る。



東洋人の女の頭を打つロッド。



東洋人の頭から脳内の体液がこぼれる。



しかし、


違和感を感じたロッドは、


もう一度、


右奥の方へ視線をやる。



ゆらゆら揺れながら、


火だねが動く。



ロッド・モノローグ


「なんでそこに


そのトラップがある❗️」



木の影に隠れるロッド。



木に隠れながら揺れる火を見るロッド。



ロッド・モノローグ


「そこ、



さっき


俺が通ったところだろ



早業過ぎる



殺し屋の気配がしない



どこにいる?」



ロッド・モノローグ


「さっきの矢を打つ方角…



あの女なら


凄腕が


どこにいるのか


知っているのか?」



ロッドは


ベレッタで、


揺れる火だねを打つ。



火だねは吹っ飛ぶ。



辺りを見渡すロッド。

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