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その元殺し屋アニメリアクター、異世界生活につき  作者: 横橋里美
第二章、その和風異世界召喚、死に戻りにつき
14/33

夜の森の中の明かり

○五時…

森の川辺



夜の森の川辺を


小走りで走るロッド。



ロッド・モノローグ


「この先、


川辺に進んでいたら


あのUMAの仲間とかいたりするか?



ってか


州知事は何やってるんだ?


税金をどこに使ってる❗️



UMAいるヤロがい❗️


観光スポットにちょうどいいわ」



ふと


UMAがいた後ろの方向を振り替える。



ロッド・モノローグ


「仲間とか


追って来ねーよな



ちょっと


このベレッタだけじゃ、


不安だわ」



顔を前に向けようとすると…


川の向こうの森から


明かりが見える。



ロッドの小走りが止まる。



ロッド・モノローグ


「追っ手か?」



木の影に隠れて


明かりを眺める。



左右に動く明かり。



ロッド・モノローグ


「ランプか?


…なんだあの動き?


何かの合図か?



追っ手だったら


不味いな



暗視ゴーグルを


持ってるかもしれん



いや待てよ



仲間に


合図しているならば…


俺に悟られる様に


明かりをつけるか?



そもそも、


やつらじゃないかもしれん…」



川を渡り、


明かりに近づくロッド。



ロッドは、


明かりを見る。



明かりは、


動いて森の迎車を


登っていく。



ロッド・モノローグ


「動いている?」



向かいの森に入ってを


登っていくロッド。



明かりが、


宙に浮いている。



しかも


その明かりは


火である。



ロッド・モノローグ


「シィト❗️


トラップか」



ロッドは


あわててその場で屈み、


左右後ろを見渡す。



ロッド・モノローグ


「やるじゃねーか


火だねごと木にぶら下げて


振り子の原理で揺らしてる。



そして


近づいたら


後からバキュンってか?



どうやら追っ手も


ただもんじゃないな…」



左右を見渡すロッド。



ロッドは、


ゆっくり、


明かりから


離れ、


川辺の方に


向おうとする。



動いている途中で、


木と木の間から、


揺れる火のトラップの向こう側に、


石段が見える。



ロッド・モノローグ


「間違いない❗️


凄腕のエージェントがいる。



あの石段に


誘っているのか?



ならば


石段の近くに


その凄腕がいるはず…



ここは


あの石段に回り込んで


場所を変えるか?」



ロッドは、


揺れる火と石段を


回り込む様に動く。



ロッドは、


石段に


回り込む様に動くと…



目の前に


山道が現れる。



車は通れそうになく、


歩きしか通れない道。



ロッド・


「なるほど



ここに小道があれば


遮蔽物もなく


射撃できるわけか?



しかし、


これはフェイントだ



こんな山道に


気がつかないやつは


プロじゃない



奴は


プロだからこそ


俺がプロだと知っている。



プロである俺ならば…



わざわざ危険な


山道にでないという心理は


わかっている



であるならば、


山道の手前側より


山道の向こう側の方が


安全だ」



ロッドは、


急いで山道を横切り、


向かいの森に入る。

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