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その元殺し屋アニメリアクター、異世界生活につき  作者: 横橋里美
一章、その元殺し屋アニメリアクター、昔の組織のゴタゴタに巻き込まれるにつき
11/33

逃走経路

○スラム街



ロッドは、


マフィアの車で、


スラム街を駆け抜けようとする。



サングラス


「マイロード、



もう少しで


スラムを抜け出せます」



ロッド


「サンキュー


マイボーイ」



ロッドは、


マフィアの車で、


スラム地区を抜け出る。



「パンパン、パンパン」



後方から、


発砲音が聞こえる。



ロッド


「今、


ポップコーン要らないんだが…」



バックミラーを見る。



組織のエージェントと思わしき


人物達が慌てて


車に乗り込む。



ロッド


「なんだ?


俺がコーラ売りに見えるのか?



よほど見せたい映画あるらしい


ヒヤザキムービーなら


俺も一緒に見ようかな」



ハンドルを切るロッド。



ロッドは、


大通りに出る。



ロッド


「フォン、


伯爵に電話しろ」



サングラス


「イエスマイロード」



バックミラーを見るロッド


ついてくる組織の車。



伯爵


「…スマート


どうだ?



カーネルが


ヤバかったか?」



ロッド


「ビンゴだ


伯爵を頼って良かったよ



ところで伯爵…



今、


組織の車、数台から


デートに誘われてるんだが


あいにくタイプじゃなくてな…



断るのも可愛そうなんで


隠れようと思う。



何かいい隠れ場所は


ないか?」



伯爵


「隠れる場所か…



ハーリーマン州立公園に


私の別邸があるが…



どうする?」



ロッド


「セキュリティーは?」



伯爵


「おいおい…私の別邸だぞ


それ以上聞くことあるか?」



ロッド


「愚問だったな…



あとで


見事な切腹見せてやるから



その別邸の場所教えてくれ」



伯爵


「オーケー


フォンに


位置データを送る」



サングラスに地図が写る。



川の上流にある建物に


マーキングが入る。



ロッド


「サンクス」






○四時半…

ハーリーマン州立公園の山道



山の中の曲がりくねった山道。



山道を走っているマフィアの車、


マフィアの車の中にロッドがいる。



その後ろに何台もの組織の車が、


追ってきている。



ロッド


「フォン、


あいつら以外に、


このあたりに車はあるか?」



サングラス


「見当たりません


マイロード」



ロッド


「オーケー


マイボーイ」



ロッドは、


マフィアの車の


窓の開閉ボタンを押す。



ジャケットの中の


ガンホルダーから、


小型ミサイルアタッチメントがついた


AI銃を取り出す。



ロッドは、


前を見ながら、


無造作に窓から


銃口だけ出すと…




「ピシュー」



アタッチメントの


小型ミサイル発射口から


ミサイルが発射される。



ミサイルに当たる


組織の先頭の車。



破壊音の後…



車は


たちまちスピンしながら


燃え出す。



後方の車は


スピンする先頭の車に


巻き込まれる。



3台の車が


玉突き事故を落とす。



ロッドは


窓に顔を出して後ろを確認する。



ロッド


「ビリヤードの才能もあるかもしれんな」



再び前を向くロッド。



しかし、


目の前のカーブから


トレーラーが突っ込んでくる。



ロッド


「シィット❗️」



ハンドルを切るロッド。



マフィアの車は、


勢い余ってガードレールを飛び越え、


道の外に転倒する。



空中で一回転する


マフィアの車。



そのまま、


谷にロッドが乗ったマフィアの車が


落ちていく。

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