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第八話

初戦闘を終えた俺たちは、倒した兎にゆっくり近づく


「やったか⁉︎」


「そのセリフ使うと復活しそうだから冗談でもやめろ」


「1回言ってみたかったんや」


「この兎どうする?何かアイテムとかドロップしないの?」


兎に近づいて何かないか確認するが、特に何もなさそうにみえる


「何もなさそうやな。放置して進むか」


「そうだな。明るい内に人がいる場所に行きたい」


ゲームって大体暗くなってくると、強い魔物が出てきたりする。もし出てきたら今の俺たちじゃ多分勝てないだろう

あと今は天気が良く明るいけど、ゲーム内で今何時くらいなんだろう?太陽を見るに、12時くらいかな?


「にしても、この体めっちゃ動けるわ〜。ぼっちいにも思わんかった?」


「あー確かに身軽だからか、ヘッドスライディングの後もすぐ起き上がれた」


本当なら、約10年は運動を忘れている俺の身体。それに対してゲームの中で得たこの身体。久々に全力で走ったが、息切れもなく動けた。現実の俺の身体なら間違いなくできない動きだな


初戦闘の後は魔物に全く遭わなかった。雑談しながらしばらく歩いていると、ようやく街が見えてきた


「タケ街だ!こっちに歩いて正解だったな!」


「長かったなー。ってか久々に10分以上歩いたわ」


「恐ろしいなニートって…俺は適度に運動しよう」


こうして街の門の前に着いた




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