表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/17

第七話

俺たちは全力で走り出した。しかし、兎の方が早い

背中を向けて逃げていた俺の背中に兎は頭突きを披露する


「ぐはあ!」


ズザー!っと地面にヘッドスライディングをかます


「痛あ!俺かよー!」


直ぐに体を起こして兎と間合いをとる


「でたー!笑 ゲームで痛い!とか言う奴ー!そういう奴が1番痛い!」


タケがここぞとばかりに馬鹿にしてくる


「本当に痛かったんだって!笑 でもあいつ頭突きのやり過ぎで、頭の岩がツルツルになってたから助かった」


岩の角がとれてなかったら笑ってられなかったかもしれない


「はいはい笑 だがぼっちいにのヘッドスライディングのおかげでわかった事もある。こいつは好戦的だが、弱いとみた!」


確かにタケの言う通り、おそらくこの兎は頭突きメインの魔物だから、その頭突きをくらってこの感じなら大丈夫だ


「ヘッドスライディングで分かった事ではないけどな!どうする?!」


「蹴る!小動物に人間が負けるはずないんや!」


そう言って俺の方を見ている兎に向かって走り出したタケはキックをお見舞いした


兎は小さい鳴き声を出して俺の方へ吹っ飛んできた


「ぼっちいにシュートぉ!」


タケが俺に叫ぶ


「これはヘッドスライディングの分だあ!」


そう叫んで俺は兎にシュートを見舞う

吹っ飛んだ兎は動かなくなった


「ヘッドスライディングは関係ないやろ。そこは背中の心配してやろうや」


「いや、タケが言い出した事じゃん」


こうして、俺たちの初戦闘は終えた



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ