表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/17

第四話

タケが言ったとおり、確かに周りを見ても草原しかない。人が踏んで作られた道がずっと続くだけだ。


「タケ、もしかしてこのゲーム、チュートリアルないんじゃね?」


「そのパターンか。 このジャンルのゲームでそんな事あるんだな。せめてオープニングくらい用意してほしかったな」


「とりあえずこの道を歩きながら色々試すか」


「せやな」


この土の道だけが頼りだし、どっちに行けばいいかわからないけど…何かしらの建物が見えるだろう


「ってか、説明が何もないから基本的な操作もわからないんだけど…」


ただニート2人が草原に捨てられただけになっているのだ。これが現実なら痛々しい場面だが、幸いな事にアバターが若い男女だからそれだけが救い


サバイバル気分になってきたな…

それに最近のゲームってこんなに進化してたんだな。自分の体みたいに動くし、肌触りとかも分かる


「ぼっちいに、自分のHPとかMPがどれだけあるか知りたくない?」


「確かに、どうやって見るんだ?ステータス見たいな」


「大体のゲームはオープンって言えばでてくる。こんな感じでステータスオープン!


「「……」」


何この痛々しい現場は…


「バグか?ゴミゲー引いてしまったな笑このゲームやめるか?ぼっちいに」


「そうだな、やめ方教えてくれ」


「ログアウトって言えば後はでてくる画面に従えば終われる。ログアウト…ログアウト!」


「「……」」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] ブックマークに登録させていただきました。今後とも更新頑張ってください。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ