君の瞳は天使の目をしている、そんな君に僕は釘付け!
僕の好きな女性は、キラキラ輝いて遠くからでも彼女だと
直ぐに気づくぐらい、素敵な女性なんだ!!!
今まで会ったどんな女性と比べても、彼女が世界一だなと思う。
...僕はそんな彼女に恋をする。
彼女の名前は 『新川 亜希菜』22歳、同じ会社で働いている。
彼女の目はまるで天使みたいで、、、僕はただただ彼女に釘付け!
こんな感じだから、まともに話すどころか、、、?
挙動不審で、緊張して何を話していいのか分からない!
もし、、、彼女と話せたとしても、舞があって声は上ずるし、何を話している
のか、、、? まったく覚えてないないし頭の中が真っ白。
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そんな中、同じ会社の同僚でやたらと、彼女と仲良く話せる男がいる。
コイツの名前が 『島 孝男』 38歳の男で奥さんも子供もいるのに、、、!
彼女に馴れ馴れしく話すところが、ムカつく!
【お前には、奥さんも子供もいるだろう! なのになんでそんなに馴れ馴れしく
彼女に話しかけれるんだ!!!】
僕の心の声が漏れそうなほど、、、僕は島に嫉妬していた、、、!
▽
僕はこんな感じで、ネチネチと考えてばかりで行動に移さない!
それはそれは女々しい男だよ!
そんなの僕自身が一番理解している!!!
僕の名前はだから、『早乙女 勝治』 38歳でちょっと女ぽい名前、、、。
僕だって、もっと亜希菜ちゃんと仲良くなりたいんだ!
もっと彼女に近づきたい!!!
でも実際は、上手くいかない、、、!
...そんな時だった!
島が僕に話しかけてきた!
『なあ~早乙女! お前、亜希菜ちゃんの事が好きだろう、、、?』
『...急になんだよ!』
『怒るところ見たら? 図星だな!』
『...だったら? なんなんだよ!』
『協力してやってもいいぜ~! 但し【条件】があるがな!』
『...条件、、、? それって何だよ~!』
『最近俺の奥さんが浮気してるんじゃなかと思ってな? 調べてくれないか?』
『...そんなの僕じゃなく探偵雇えよ~!』
『お金がかかるじゃん! 子供もいるしさ~余計な事にお金使えないんだよ~!
それに、マイホーム買ったばかりだしな~!』
『...分かったよ! でも、亜希菜ちゃんの事頼むぞ!』
『よし! 交換条件成立だな!』
『あぁ!』
なんだかんだと、僕は島の奥さんの尾行をこの日からするようになった...。
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島からは、奥さんの写真と簡単なプロフィールやちょっとした情報を
教えてもらった程度で、それに写真の奥さんは浮気しそうにないような
綺麗な人だった!
毎日僕は、仕事が終わると、、、。
この奥さんの尾行を続けていた...。
尾行して、分かった事もある、、、!
どうやら、この奥さん! 家族の為に夜仕事をしているらしい!
しかも、、、!?
普通の工場の仕事をしている!
4時間ほど働いて、家に帰って来ているらしい!
朝方帰って来るから、誰にもバレていないと思っているようだ!
きっと、マイホームを買ったと言っていたから、奥さんも少しでも
家計が楽になればと思っているのかな、、、?
*
1か月間調べた結果、夜工場で4時間ほど働いている事を島に伝えた!
『ありがとう! アイツ、家族の為に働いていたなんて、、、!』
『いい奥さんだな~!』
『あぁ、今度は俺がお前の為に亜希菜ちゃんとのキューピットになって
やるよ~』
『あぁ、頼むよ!』
『俺に任せておけ!』
▽
島が亜希菜ちゃんと島の家族と一緒にBBQに誘ってくれた。
『島! ありがとう、僕も頑張るよ!』
『俺こそ! 久々の家族サービスでもするよ~たまにはそういう事もしないとな!
家族の為に頑張ってくれている妻の為にも、、、!』
『あぁ、』
こんな感じだから、もちろんだけど、、、?
僕と亜希菜ちゃんが二人だけになる事が多かった。
島たちは家族4人で、楽しんでいるみたいだったし!
『なんだか、早乙女さんとちゃんと話すのはじめてですねぇ~』
『...あぁ、そうだね!』
『...ははい。』
『今までは亜希菜ちゃんと何話していいのか分からなかったから、、、。』
『早乙女さんって、意外とシャイですよねぇ~』
『えぇ!? そうかな、、、?』
『はい。』
僕と亜希菜ちゃんは、この日から少しづつ距離が縮まっていった。
少しずつ少しずつ、二人の距離は縮まるのに、、、。
...亜希菜ちゃんからはこう言われた、、、!
『早乙女さんとは、ずっと友達でいたいな~! そしたら別れる事もないし!
私にとって早乙女さんは大切な人ですよ!』
『...そそんな、』
どうやら、亜希菜ちゃから見た僕は、【恋人】じゃなかったみたいだ!
それでも、亜希菜ちゃんにとって僕が【大切な人】ならいいと思えた、、、!
『だって! これからもずっと僕は亜希菜ちゃんとの関係を壊したく
ないと想っているから! 付き合ってしまえば別れもあると思う、、、!
友達なら僕たちの関係は終わらない!』
最後までお読みいただきありがとうございます。