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時がまた流れ出した

ペルンは、空中で座禅を組みながら、目をつぶって考え始めた。


「やっぱり私、退屈だわー

早く時間、立ってくれないかしら?」


とロゼが独り言をつぶやきながら、ペルンの方向を見るが、ペルンはもう自分の世界に入ってしまって、ピクリとも動かない。

そして、沈黙が少し続き、ロゼが「ふー」っと、全身の力を抜き、空中で寝ころんだ。

するとロゼは、だんだん目が垂れ下がっていき、視界が真っ暗になった。

ロゼは、完全に寝てしまった。

すると、ロゼは、寝言を言い出した。


「あー、そこはダメよ。

おいしー?そう、ならよかったわ。

あなたの大きいわね、すこし味見させてもらうわ。

おいしー、なんであなたのは、こんなにおいしーの?

舌触りと言い、この食感たまらないわー」


ぶつぶつと、いつもしゃべってる声よりも10倍くらい、セクシーな声で、寝言を言っていた。

ずっとどうするか、ペルンの中で整理するが、ロゼの寝言でどんどん気が散っていく、そしてペルンは、我慢できずに、目を開けて寝てるロゼの方向を向き怒鳴った。


「もー、うるさいじぇえええええええええええ

気が散って仕方ないじぇええええええええ」


するとロゼの声が、ピタリと止まったが、ロゼはまた寝たままだ。


「もう、寝るなら静かに寝てほしいジェー」


と言い、また座禅を組みなおし、頭の整理をし始めた。

するとまたロゼが、寝言を言い出した。


「あー、たまらないわー 

そこそこ、あーきもちー

もっと激しくして~

あーそこそこそこそこそこ

すごい、上手なのね~」


そして次は、さっきよりもセクシーな声で、寝言を言い出した。

そして、またペルンの気が散ってくる。

そしてまた、ペルンは座禅をやめ


「もう我慢、できなジェー

気が散って、しょうがないジェー

一体どんな夢見てるジェー」


といいペルンは、トライアングルを壊さないよう、ロゼに近づいていき、ロゼの体をさすりながら


「ロゼうるさいジェー

うるさくするなら、起きるジェー」


と起こそうとするが、ロゼは起きない。


「もう次、うるさくしたら叩き起こすジェー」


と寝てるロゼに、言うが聞いていない。

飽きれたペルンは、また元の位置に戻り座禅を組みなおし、またどうするか考えだした。


その頃ロゼは、どんな夢を見ていたかと言うと、マッスルボディーの超絶イケメンに囲まれバカンスを楽しみながら、男たちにマッサージをしてもらい満喫しまくってる楽しい夢を見ていた。

ロゼは、よだれをたらしながら「サイコー」とぼそっと寝言を言っていた。


だがロゼは、これ以上寝言は言わず、静かに寝ていた。


そして早くも1日が立った瞬間、時間は動き出した。

それと同時にペルンの座禅が、終わり静かに目を開けた。

それと同時に、少年の体も動き出した。

けれど、ロゼはまだ寝たままだ。

それを見たペルンは、呆れた顔でぼそっと呟くように言った。


「この人は、どれだけ寝たら気が済むジェー

しかも、どうやったらそんな格好で、寝ることができるジェー」


ロゼは、空中に浮きながら、大の字に寝ていた。

そして、寝てる間にロゼは、着ていたはずの服を、ほぼ脱ぎ捨てて、地面に落ちていた。

ロゼはパンツ一丁、シャツ1枚だけになっていた。


つづくー





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