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神の力とは??

僕たちが困惑していた頃、セリスは・・・・・・


「はぁ、綿菓子に守られて助かったのはよかったんですけど、すごく遠くまで飛ばされちゃいましたねー、早く少年のところに戻って、落ち着かせないと、この世界が壊れちゃうわ、なぜか知らないけど、少年の感情によりこの世界は、大きく変化していってます。、暴走を止めないと、この世界が消滅して大変なことになりますわ、それにしても私、もう歳かしら?だんだん独り言が多くなっていってる気がしますわ」


セリスは、ぶつぶつと独り言を言いながら少年の暴走を止めようと向かっていた。


           ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「で、こんな時になんだけど、そういえば少年、あんたの名前は何て呼べばいいの?」


すると、ゼルとペルンが一緒に・・・


「こんな時にこいつの名前なんて、どうでもいいだろ」

「こんな時に何言ってるんだジェー?」


するとロゼが・・・・・


「どうでもいいわけないでしょー、すごく大切なことよー」


僕は、その問いに答えた。


「僕の名前??それがわからないんだ・・・、てっきり僕は、君たちがしってると思ったんだけど・・・」


ゼルが、切れたような口調で・・・・


「なんで俺たちが、お前のことを知ってんだよ、自分のことは、自分しか知らねーに決まってんだろ」


僕はゼルにいい返した


「だって君は、僕なんでしょ??だったら知っててもおかしくないじゃん」


ゼルが答えようとした瞬間、ペルンが話に割り込んできて、すかさず答えた。


「僕ちんたちは、君の過去は知らないジェー、だって僕ちんたちが、君の中に存在したのは、君がお菓子の世界に来てからなんだジェー、だから僕ちんたちは、君のことをまだ何も知らないんだジェー」


「でもこの世界を作り出したのはロゼで、この空間を作ったのはペルンなんでしょ??ってことは僕が、この世界に来る前には、もう君たちは存在してたってことじゃないの??」


ペルンとロゼは、顔を見合わせた後、僕の方を見てロゼが答える・・・・


「私たちはあんたを始めてみたのは、あんたがこの世界に来てからなの、私がお菓子の世界を作った瞬間、あなたが迷い込んできたせいで、時空が曲がり気が付いたら私は、この空間に飛ばされてきていたの・・・そしたらペルンがこの空間にいて、その後あなたのもう一つの人格、ゼルが誕生したってわけ、だからあなたのことは、誰も何も知らないのよー」


「じゃあ僕を知ってる人は、誰もいなのか・・・・」


ゼルが僕の頭をぽかんと殴り


「今は、お前のことなんてどうでもいいんだよ、このままじゃ俺たちは、消滅しちまうんだぞ」


ペルンとロゼは僕の顔を見て、うなずいた。

そしてペルンがロゼの顔を見ておかしなことを言い出した


「1つ助かる方法があるジェー」


ロゼが近距離で、ペルンと目を合わせ・・・


「え??どんな方法なの??」


「異世界に僕ちんが飛ばすんだジェー」


それを聞いた僕とゼルとロゼは・・・・・


「はぁ?そんなことが可能なの??」


そしてゼルが・・・・


「だからこのままだと俺たちの体は、もう一つの人格が生まれて暴れまわるぞ、そしてこの世界は、めちゃくちゃに・・・」


するとぺルンが、予想外なことを言い出した。


「だから、お菓子の世界だけを違う異空間世界に飛ばしちゃえばいいんだじぇー、そしたら僕ちんたちは助かるんだジェー」


ここで僕とゼルは大きな疑問が出てきた、肉体を捨てたら、僕たちは消滅してしまうんじゃないかという疑問が・・・


「おい、ペルンそれで俺たちも助かるんだろうなー??」


するとペルンが、肉体がなくなるんだから君とゼルは助からないげじぇー・・・・

その言葉を聞いたゼルはブちぎれて、ペルンに殴りかかったが、ペルンは触れもしていないのにもかかわらず、ゼルの体が吹き飛ばされた


「いてて、いったい何が…」


ロゼが心配そうな顔で、ゼルに近づき手を差し伸べた。


「ゼル?大丈夫?今、何が起こったの??」


「わかんねー、ペルンを殴ろうとしたら吹き飛ばされた・・」


ペルンは僕たちのほうをじっと見ている・・・


「だからすぐに、暴力はダメだじぇー、僕ちんは神だジェー、普通のやつは僕ちんに触れられないんだジェー」


ゼルはペルンを、にらみつける。


「ち、お前が分けわからんこと、言ったせいだろっ」


ペルンが自分の髪の毛を触りながら・・・


「大丈夫ダジェー!一度、君たちは消滅するジェーでも、僕ちんがそのあとに、生き返らせてあげるジェー」


ペルンは、にこやかにそういった!


つづく~








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